図書目録ショウワ テンノウ サイゴ ノ ケツダン資料番号:000057340

昭和天皇最後の決断

サブタイトル
7人の男たちと太平洋戦争
編著者名
木村 勝美 著
出版者
メディアックス
出版年月
2013年(平成25年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
313p
ISBN
9784862016591
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ki39
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 吹上御苑・御政務室にて
「私」と表現した昭和天皇
訪欧で目のあたりにした戦争の悲惨さ
対立を避けながらの宮中改革
皇族、軍部、政治の異なる主張

第1章 昭和天皇と田中義一首相
張作霖爆殺事件での強硬な後処理
明治維新の影響
政略に左右されない攻勢の国防思想
挙国一致体制への布石
問責をくやんだ昭和天皇の決心

第2章 昭和天皇と近衛文麿首相
戦犯から逃すための退位工作
文学青年から国家主義者へ
米国への視察
陸軍の後押しと判断ミスが招いた誤算
沈黙の規律を守った旅立ち

第3章 昭和天皇と松岡洋右外相
歴史に残る「十字架上の日本」の大演説
外交官としての大きな夢
山縣有朋との交流
満州問題の取捨
失脚の引き金となった“夢”の会談

第4章 昭和天皇と杉山元陸軍大臣
昭和天皇が抱いた不信感
威厳のない存在から陸軍大臣へ
長所が短所となった組閣断念への説得
昭和天皇の追及と平和を求める心
東条英機に奪われた参謀総長の座

第5章 昭和天皇と東条英機首相
“戦争責任者”と“戦争犯罪人”
負けず嫌いのガキ大将
長州閥の排除と東条人脈
世論の喝采と非難
「天皇に戦争責任はなし、自衛の戦争だった」

第6章 昭和天皇と木戸幸一内大臣
隠密裏に進められた玉音放送計画
公平無私な安全第一の生き方
宮中をめぐる駆け引き
昭和天皇からの信頼
無条件降伏の訴え

第7章 昭和天皇とマッカーサー元帥
緊迫の会談
日本への理解と脅威
太平洋の激闘
日本分割占領案とマッカーサーの怒り
天皇を守ったマッカーサー・メモ

終章 葉山御用邸にて
平和の到来
敗戦の原因
国民性の欠点

あとがき

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