図書カミ ヤブレタマワズ000057337

神やぶれたまはず

サブタイトル1~10
昭和二十年八月十五日正午
編著者名
長谷川 三千子 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2013年(平成25年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
305p
ISBN
9784120045172
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/H36
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献一覧:p301-305
和書
目次


 
第一章 折口信夫「神やぶれたまふ」
「新しい神学」へ
「新しい神学」の挫折
 
第二章 橋川文三「『戦争体験』論の意味」
「イエスの死の意味に当たるもの」を求めて
「戦争体験」を掘り下げること
 
第三章 桶谷秀昭『昭和精神史』
謎の瞬間
「無表情な虚無」
 
第四章 太宰治「トカトントン」
精神史の病理としてのトカトントン
「死ぬのが本当だ、と思ひました」
 
第五章 伊東静雄の日記
桶谷氏の「原体験」
日本国民の原体験
 
第六章 磯田光一『戦後史の空間』
「生活者」の立場
見えていたものが見えなくなる…
 
第七章 吉本隆明『高村光太郎』
名状できない悲しみ
絶望からの逃走
 
第八章 三島由紀夫『英霊の聲』
敗戦体験を語らない「敗戦体験談」
神の死の怖ろしい残酷な実感
「人間宣言」
 
第九章 「イサク奉献」(旧約聖書『創世記』)
 
第十章 昭和天皇御製「身はいかならむとも」
 
補注「年頭の詔書」「終戦の詔書」

あとがき
参考文献一覧