図書ショウド ニ キコエタ アンサンブル000057304

焦土に聞こえたアンサンブル

サブタイトル1~10
岡山の音楽家岩崎千蔵と太平洋戦争
編著者名
大饗 丈 著
出版者
萌友出版
出版年月
2009年(平成21年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
265p
ISBN
9784902891058
NDC(分類)
289
請求記号
289/I96
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

まえがき

第一章 引き揚げ船 浅間丸
暗い海とヴァイオリン

第二章 青年音楽教師と岡山の日々
軍靴と音楽教室
満州行進曲
吉備線での出会い
新交響楽団と三與子
三與子からの手紙
ジンバリストの演奏会
五・一五事件
倉敷KG楽団と三與子
千蔵のKG楽団への参加
三與子との結婚
新しい生活
淑の誕生
国家総動員法
台湾行きの決意
酒津公園の春

第三章 台湾への夢
門司へ汽車の旅
広島駅にて
兄の家で
門司からの出国
歓迎レセプションの夜
台湾航路
基隆の港
基隆から高雄への列車
高雄へ

第四章 太平洋戦争と高雄の音楽教師
高雄での第一歩
南国 台湾・高雄市
高雄高等女学校
愛蓮の家
ハレルヤ
皇紀二千六百年祝賀会
海軍士官たちの夏
涙と故郷の歌
林愛蓮と淑と夜店
淑のピアノ練習
台南放送局で雨情と再会
高雄市民歌
昭和十六年十二月八日
青い目をした人形
士官たちの出陣
お馬の親子
台湾の皇民化
戦況悪化と高雄
高雄空襲
磯、爆撃の犠牲に
磯の野辺送り
洸の誕生

第五章 敗戦と岩崎家
高雄駅での愛蓮との別れ
基隆港と浅間丸
門司へ上陸
岡山への帰郷
岡山小橋町
昭和二十年元旦
岡山大空襲
焼け跡の朝

あとがき