検証太平洋戦争とその戦略 3
序文(庄司潤一郎)
第一章 日米の戦争指導(秦郁彦)
第二章 太平洋戦争開戦に向けた日本の戦略(山本文史)
はじめに
第一節 ヨーロッパの戦争と日本の南進政策
第二節 独ソ戦の余波
第三節 戦争への道
おわりに
第三章 太平洋戦争開戦時の日本の戦略(相澤淳)
はじめに
第一節 陸海軍の「年度作戦計画」
第二節 対米英戦争への曲折
第三節 山本戦略への位置づけ
おわりに
第四章 太平洋戦争初期における連合国の敗因(ブライアン・ファレル/山本文史 訳)
東南アジア戰線を中心として
第五章 太平洋戦争初期におけるアメリカの戦略(ウィリアムソン・マーレー/山本文史 訳)
海軍を中心として
はじめに
第一節 真珠湾攻撃の影響
第二節 開戦後の六カ月における軍事戦略
おわりに
第六章 ビルマでのイギリスの戦略(ダニエル・マーストン/岡田志津枝 訳)
はじめに
第一節 第一次ビルマ方面作戦
第二節 余波:評価と改革
第三節 新たな戦術と訓練への取り組み
第四節 第一次アラカン攻略移行の戦術・訓練改革
おわりに
第七章 太平洋戦争中期における日本の戦略(屋代宜昭)
主戦場たる太平洋における作戦戦略の帰趨
はじめに
第一節 南方進攻作戦終了後の次期戦略
第二節 戦勢逆転時の戦略混迷 一九四二年夏~一九四三年春
第三節 太平洋方面の急迫する戰局に伴う戦略転換
第四節 連合軍の本格的反攻に伴う新戦略への疑念
おわりに 統一性を欠いた日本の対米戦略
第八章 ミッドウェー海戦後の連合国の戦略(フィリップス・オブライエン/山本文史 訳)
はじめに
第一節 フレッチャー提督とガダルカナル上陸戦における海軍航空兵力の使用
第二節 一九四三年 攻撃地点の決定
第九章 太平洋戦争後期における連合国の戦略(ジョン・フェリス/山本文史 訳)
第十章 太平洋戦争を今、考える意味(加藤陽子)
はじめに
第一節 新聞報道に見る太平洋問題
第二節 太平洋、その地理的空間的中味
第三節 研究動向の今昔
解説(三宅正樹)
編著者略歴
索引