図書ケンショウ タイヘイヨウ センソウ ト ソノ センリャク000057300

検証太平洋戦争とその戦略 2

サブタイトル1~10
戦争と外交・同盟戦略
編著者名
三宅 正樹 編著/庄司 潤一郎 編著/石津 朋之 編著/山本 文史 編著
出版者
中央公論新社
出版年月
2013年(平成25年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
315p
ISBN
9784120045080
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ke51
保管場所
開架一般
内容注記
索引あり
和書
目次

序文(庄司純一郎)

第一章 二〇世紀における日本の同盟政策(戸部良一)
はじめに
第一節 同盟の締結
第二節 同盟の維持・運営
第三節 同盟の廃棄
おわりに

第二章 日独伊三国同盟とユーラシア大陸ブロック構想(三宅正樹)
第一節 ユーラシア大陸ブロック構想の先駆者としての後藤新平
第二節 陽明文庫から発見された日ソ独伊四国ブロック構想を示す文書
第三節 独ソ不可侵条約
第四節 シュターマーの約束
第五節 オット大使発松岡外相宛て秘密書簡
第六節 日独伊三国同盟の成立と「秘密書簡G、一〇〇〇号」
第七節 独ソ関係の悪化
第八節 モロトフ・ヒトラー・リッベントロップ会談
第九節 モスクワのドイツ大使館で戦後発見された日ソ独伊四国協定案
第十節 スターリンの日ソ独伊四国協定案への条件付受諾回答とヒトラーの対ソ戦準備指令
第十一節 日ソ中立条約
おわりに ヒトラーの親英反ソ路線とリッベントロップの反英親ソ路線

第三章 ヒトラーの戦争目的(ゲルハルト・ヒルシュヘルト)
はじめに
第一節 ヒトラーのヨーロッパ
第二節 占領と植民地化
第三節 ドイツによる「新秩序」
おわりに

第四章 ドイツと三国軍事同盟(ヨースト・デュルファー)

第五章 イタリアと三国軍事同盟(ニコラ・ラバンカ)
はじめに
第一節 戦前(一九四〇まで)
第二節 三国同盟条約、その政治的問題(一九四〇-四一)
第三節 日本の参戦、(限定的な)軍事的転回点(一九四一年一二月)
第四節 無関心な惰性(一九四二年)
第五節 終焉(一九四三年)
第六節 今後なすべき研究と、イタリアでの歴史研究におけるその位置づけ
おわりに

第六章 日本と三国軍事同盟(相澤淳)
はじめに 同盟政策と日本
第一節 海軍の南進論とイギリス
第二節 日独伊防共協定強化問題と陸海軍の対立
おわりに 三国同盟締結から四国連合へ

第七章 ソ連と三国軍事同盟(ワシーリー・モロジャコフ)
再検討の試み

第八章 日本から見たドイツの戦争(田嶋信雄)
はじめに
第一節 独ソ戦の趨勢 スターリングラードおよびクルスクでの敗北
第二節 地中海方面での敗北
第三節 イタリアの敗北
第四節 連合国のノルマンディー上陸とヒトラー暗殺未遂事件
第五節 一九四四年九月二一日の「独急変ノ場合ニ於ケル対外措置腹案」
第六節 一九四五年四月三〇日の「独屈服の場合における措置要綱」
おわりに

第九章 戦争終結をめぐる日本の戦略(庄司潤一郎)
対ソ工作を中心として
はじめに
第一節 勝利を目指した独ソ和平構想
第二節 守勢における中立保持
第三節 終戦を目指した対ソ交渉
おわりに

第十章 大戦略を考える(エドワード・ルトワック)
ビザンツ帝国を中心に
はじめに
第一節 アイデンティティ
第二節 戦略の論理
第三節 ビザンツ帝国の「オペレーショナル・コード」
おわりに

解説(三宅正樹)
編著者略歴
索引