図書ケンチク ト カサイ000057174

建築と火災

サブタイトル1~10
建築新書 6
編著者名
内田 祥文 著
出版者
相模書房
出版年月
1942年(昭和17年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
10,240p,図版 [20] p
ISBN
NDC(分類)
524
請求記号
524/U14
保管場所
閉架一般
内容注記
折り込図1枚
和書
目次

1. 我國の火災史と防火對策確立實行の重要性
我國は世界で最も大火災が多い
我國は歐米諸國に比し甚だしく出火度數が少い
確固たる防火對策樹立遂行の重要性
 
2. 火災の原因
平時火災の原因
火災原因の類別
主なる原因に就て
戰時火災の原因―燒夷彈
槪說
燒夷彈の種類及び燒夷力
燒夷彈攻擊法及び燒夷彈の侵徹
大火災の發生條件
建築的條件
都市計畫的條件
氣象的條件
地理的條件
防火知識の有無と消火施設の完備の程度
 
3. 火災の本質
火災の本質究明の必要と其の實驗
木造家屋の火災の本質
火災進行の槪要
火災時に於ける戶內溫度
火災家屋の對隣壁面溫度
發生熱量
輻射熱量
延燒
氣象の變化
戶內に於ける空氣成分の變化及び毒性
鐵筋コンクリート造火屋の火災の本質
火災進行の槪要
火災時に於ける戶內溫度
發生熱量
輻射熱量
延燒
戶內に於ける空氣成分の變化
大火災の性質
大火災の溫度
大火災の延燒狀況
火災初期の延燒速度
大火災の延燒速度
飛火
大火災の燒止り狀況
 
4. 建築の構造別による火災被害の特性
構造別による火災被害率
大正12年關東大震火災 東京に於ける被害
昭和9年函館大火災に於ける被害
昭和15年靜岡大火災に於ける被害
構造別による火災被害の特性と其の實例
木造
土藏
煉瓦造,石造,コンクリートブロツク造
鐵骨造
鐵筋コンクリート造及鐵骨鐵筋コンクリート造
 
5. 木造家屋の防火
木造家屋の防火方法
木造家屋防火の重要性
木造家屋の防火方法
燒夷彈に對する都市防火對策としての「各棟方針」と「ブロツク方針」の比較
防火試驗
防火試驗の標準溫度
加熱爐の設計
供試體
防火試驗の結果
防火壁
槪說
防火壁に關する硏究
防火壁の材料及構造
簡易防火壁
防火壁の外周突出部,配置及防火戶
防火壁に關する法規及規定
外壁の防火
實驗的硏究
外壁の材料及構造
外壁に關する法規及規定
屋根,螻羽等の防火
開口部の防火
住宅,商店等の小規模建築の開口部の防火
工場,事務所,學校等大規模の木造建築の開口部の防火
開口部に關する法規及規定
 
6. 耐火建築
耐火構造の發達
防火規定及規則
外國に於ける防火規定(木造家屋禁止の方法)
我國に於ける防火規定
耐火試驗及理論
耐火建築を對象とする耐火試驗規準
耐火試驗
構造材の耐火的手法
壁體
床及屋根

耐火構築の開口部
槪說
耐火試驗
開口部の防火方法詳細
開口部の防火に關する法規及規定
 
7. 防火と都市計畫
都市計畫と防火計畫の關聯
我國從來の都市計畫上に於ける防火的考慮
我國に於ける緊急對策としての防火的都市計畫
都市の防火改修
防火改修の意義
防火改修の方法及効果
防火改修の經費
將來の建築の防火的在り方に就て
 
附錄 材料の熱的性質
木材の發火
可燃材料數種の發火點
可燃物の發生熱量
鐵類の熱的性質
コンクリートの熱的性質