図書目録サン シャシン シンブン資料番号:000057153

サン写眞新聞 8

サブタイトル
毎日グラフ別冊 The Sun pictorial daily 昭和28年=1953・癸巳
編著者名
毎日グラフ別冊編集部 編
出版者
毎日新聞社
出版年月
1990年(平成2年)7月
大きさ(縦×横)cm
28×
ページ
161p
ISBN
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/Ma31/8
保管場所
閉架一般
内容注記
参考・引用文献一覧:p158
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

本書の見方
皇太子―英国女王の戴冠式に出席した「皇太子帰国挨拶」
皇族―長い闘病生活のはて「スポーツの宮様、秩父宮逝去」
親善―韓国の「李承晩大統領が来日」吉田首相とも会談
引き揚げ者―”職と住”に不安なその日暮らし「東京都引揚者一時宿宿泊所千歳寮」
機関―ナホトカから「興安丸」三年八か月ぶり、「シベリア抑留者機関再開」
遺骨―午前八時どんよりと曇った朝もやの中、寂しく「アッツの遺骨帰る」
戦犯帰還―モンテンルバに収容されていた「日本人戦犯、白山丸で帰還」
映像時代―二月一日、NHKの本放送開始で「テレビ元年」を迎えた
殺人犯―メッカ殺人事件犯人「正田昭の大騒ぎな東京護送」
落選―頭かかえる首相懲罰動議可決の立役者「広川弘禅前農相」
演習場―ご免だ!「と軽井沢町民立ち上がる」浅間山麓演習場反対運動
密入国―朝鮮戦争は休戦となっても、絶えない「韓国からの密入国者」
橋―「君の名は、といえば数寄屋橋」というほど天下の名所に成り上がり
ジャズ―和服姿の女の子も、わが国初の「ジャズ素人のど自慢大会」
写真機―カメラは高級でも、腕は五十歩百歩だった「国会写真の会」
ファッション―胸ふくらむ女子らしさを復活させた「ディオール一行」を大歓迎
性風俗―「キンゼー報告・女性篇」が女性の二十六%は浮気と指摘
大本営―本土決戦夢の跡”幻の帝都”「松代大本営を一般に公開」
風物詩―旧新雑居の風物詩「まだ残る東京慕情・渡し舟ほか」
基地―米軍が進駐、騒音、売春、悪の花咲く「基地の町・立川」
農民天国―花巻駅から四里山奥の鉛温泉へ唯一の交通機関「馬面電車」
殺人―銃弾で迎えた、四畳半一間暮らしの「国際結婚の破局」
殺人―メッカ以外にも東京や青森で「凄惨な殺人事件続発」
災難―「降ってきた古煙突」で寝ようとしたお手伝いさん大ケガ
感電―「高圧線に触れ、作業員が気絶」それでも生命びろい
暴発―いたずらに自慢はすまじ「クマ狩りの自慢話中猟銃暴発」
災難―濁水の深川でマンホールに吸い込まれ「一瞬に少年が消えた」
交通事故―マイカー時代到来、でも「車に蹂躙される尊い生命」
自殺―自殺の名所「熱海錦ヶ浦の絶壁に若妻の投身体」
火災―蒲田・川崎火事と読者応募の決定的瞬間「燃えるスバル座」
山崩れ―地元総動員の救助も空し、住人が生き埋め「早雲山の山崩れ」
水禍―「近畿地方一帯大水害」四県全体で死者約百四十名、行方不明二百七十名
麻薬街―捕まったのはザコ二人中毒患者集中の「新宿の麻薬街を急襲」
盛り場―今や”日本の中の外国”となった「新宿に関する一考察」
凶作―日照不足に病害虫、四十年ぶりの「凶作でお米問題深刻化」
保安隊―”新国軍の土台!?”国会論議よそに「富士の裾野に機動部隊集結」
座り込み―夏季手当一ヵ月を要求「日教組代表四百名、大臣室前に座り込み」
政治家―ポスト吉田・保守合同にらみ「新旧政治家が右往左往」
特使―吉田首相の個人特使として渡米「池田・ロバートソン会談」の中身
金融―「保全経済会」の休業宣言に異常ショックの庶民たち
珍味―一串食えば無病息災?「カラスのでんがく」久しぶりに店先に
ラジオ―純朴な山野分校をモデルにドラマ「さくらんぼ大将」始まる
下宿―蛍光灯が輝き、寝室もベッド式が増えた「当世学生下宿事情」
偽物―はて、本物は!?油断もスキもなかった「ニセモノ横行時代」
二輪車―初夏の風きるあなたと私「大流行だったバイクの二人乗り」
運転―”走る凶器”も陽気に激増、本格的「車時代がやってきた」
女鳥人―復活第一回航空日に「戦後の”女鳥人”第一号」お目見え
住宅事情―最高度の文化生活!?二十八年の「超豪華アパート拝見」
郊外―「郊外へ延びる東京」サラリーマンは出世を望んで中央線沿線へ
不足―予算難でラチあかず、炎天のきょうも続く「水キキン生活」
屋上―東京への人口集中の結果「ビルの屋上利用は花盛り」
村八分―みんなで世直し、ダンスで汚名をそそぐ「”村八分”の村」
コンクール―靴連盟本部と靴店がタイアップ、「クツ磨きコンクール」
真珠王―「ミキモトパールの御木本翁」九十五歳で元気くしゃく
文化人―国文学の権威、歌人釈迢空、「折口信夫博士死す」
女優―一年ぶりスクリーンに甦った「永遠の処女・原節子」
芸能―一躍、全国的な人気者に!「バンジュンとトニー谷と久我美子」
麗人―華麗に歌い踊ってレビュー一筋二十五年、「さよならターキー」
大相撲―特筆されるべきことがいっぱいだった「二十八年の相撲界」
歳末―都内の盛り場を管轄する九署を中心に「年末年始特別警戒」
物価―あの手この手と知恵をしぼって「売らんかなの年の瀬の商戦」
歳末―おまわりさんの「年末警戒風景と土地をめぐる争い二題」
CALENDAR1953
[解説・資料]1953―昭和28年
[昭和28年という時代]「電気仕掛けの箱」は街燈テレビとプロレスで”怪物”への道を(鳥井守幸)
[広告界]「舶来盲信の時代は過ぎた」とナショナリズムも鼓吹(石川弘義)
[出版事情]ボーヴォワールや伊藤整が大衆的人気獲得(井家上隆幸)
[映画界]”後藤千栄が”で全国各地の観客掘り起しも始まった(照本良)
[事物型録]テレビ時代の幕開けに簡便な道具が商品化(清水潔)
[流行語]子供は「笛吹童子」中高生は「性典映画」にワクワクドキドキ(西井一夫)
[エッセー]時空を超えて”物語られる断層”(中島らも)
[人物ファイル・昭和28年生まれ]生まれた時からテレビを見ていた新人類世代が初登場!
[編集雑記]サン写真新聞第8集・昭和28年
年表昭和28年・1953癸巳みづのと・み

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