サン写眞新聞 6
- サブタイトル
- 毎日グラフ別冊 The Sun pictorial daily 昭和26年=1951・辛卯
- 編著者名
- 毎日グラフ別冊編集部 編
- 出版者
- 毎日新聞社
- 出版年月
- 1990年(平成2年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 28×
- ページ
- 161p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.76
- 請求記号
- 210.76/Ma31/6
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考・引用文献一覧:p158
- 昭和館デジタルアーカイブ
本書の見方
皇室―青春まっただ中の皇太子「平成の新天皇若き日のサイン」
皇太后―近代皇室の理念を実践、多難だったその生涯、「貞明皇后逝去」
皇室―都内だけでなく精力的に国内巡幸される「満五十歳の天皇」
特使―日本領域の国際的平和と安全保障を維持するため「ダレス来日」
解任―厚木から五年八か月「マッカーサー元師が帰国」した
講和―ついに歴史的な日を迎えた「対日講和会議の全権委員たち」
事件―一瞬火葬場、電車が火だるまとなった大惨事「桜木町事件」
拳闘―堂々と世界チャンピオン”マリノ”に挑んだ「白井義男選手」惜敗
球宴―年に一度、セ・パ両リーグ「プロ野球初のオールスター戦」
救出―「アナタハン島」にいた元軍人を含む二十名がついに降伏
知能―六三制教育の成果を調べる「知能テスト」が実施された
学校―全国の人たちが共感「無着先生の『山びこ学校』と超『山びこ学校』訪問」
平和―ユネスコ加盟承認のお祝いに「ユネスコ村創立」進
ユーモア―落第生と先生の軽妙な会話に人気沸騰の「とんち教室」
放送―放送史上画期的な年「民間放送」が正式にスタート
前進―軍隊への歩み「前進する警察予備隊」と全国を制圧した「パチンコ大流行」
解除―「追放解除」で政界復帰を目ざすお歴々が大パーティ
政治家―矢面に立った書記長「浅沼稲次郎ほか政治家たちの表情」
追悼―「下山事件二周年」三回忌にあたり現場と庁舎内に追悼碑と胸像
闘争―佐藤栄作電通相との団交を要求する「全電通労組のベースアップ闘争」
飛翔―戦後六年間の空白のあと日本の「民間航空再開」
留守家族―単独講和推進に切り捨て恐れ遂に「留守家族がハンスト」決行
大惨事―横浜の大岡川に浮かぶ「水上ホテルで思わぬ大惨事」
火災―「三の酉まで...」の言い伝えどおり、「ひん発した火事騒ぎ」
大火―一夜あけたら四百五十世帯、一万三千坪が全半焼「小田原大火」
事故―西武是政線では「機関車暴走」一方「鉄道会社が禁酒の誓い」
墜落―「B29が民家を直撃」基地離陸に失敗して墜落炎上
遭難―奥片品の伐採人夫「三百人が雪で遭難」二人が凍死
新登場―食堂を急襲する「ハカリGメン」と「大仏さまの視線の謎」
消夏法―いまは懐かしい消夏法、視覚的簡易冷房装置「氷柱の花」
住宅事情―いまだに戦争の爪あとを残す「千軒長屋と学校住宅」
伝統―かつては水の都「東京の水郷柳橋」に涼風そよぎ情緒たっぷり
風景―浅草寺の再興資金調達のため「売られてゆくひょうたん池」
風景―没後四十年、啄木のふるさと「渋民村の風景」は変わらず
論争―”研究の余地あり”結核予防問題に波乱を呼んだ「BCG論争」
宝探し―”幕府の隠し財産を探せ”と「黄金の夢を追い続ける男たち」
名人―”可愛いもんだよ”と一夏一万匹、「へびとり名人おばあさん」
格闘―お山は深刻な食糧難か!?格闘むなしく「二十貫の大クマ昇天」
健康法―この日ばかりは元気いっぱい、薬より効き目、「中風会結成」
異邦人―浅草の情緒にひたりきった「米国人留学生の日々」
人気―「温泉”男芸者”」この道二十年、元活動弁士ヘンシンの日々
学校―お座敷学も勉強が大切です「大阪の芸者学校」大繁盛
舞台―「宝塚カーニバル」は二千円のプラチナカードの大人気
大望―個性的なキャラクターで人気の「空飛小助はまだ小学生」
量感―帝劇で「デブちゃん踊り子チーム」が猛げいこ開始
怪力―山形でかつて全盛をきわめた「怪力女相撲復活」
野球―春三十、秋二十試合の公式戦「リーグ結成二年目の女子プロ野球」
伝統芸―当時もめずらしかったが、大道芸の花形「猿まわし健在」
格闘技―両国メモリアル・ホールで日本初の「プロレス試合公開」
相撲界―寒さで客はまるまると「着ぶくれ観戦の国技館」
国際結婚―ひそかに明治神宮で「山口淑子とイサム・ノグチが結婚」
文豪―熱海伊豆山の晩晴草堂に追放解除の日近い「徳富蘇峰翁を訪問」
文豪―踊り子たちに囲まれてくつろぐ「七十三歳の永井荷風先生」
裁判―一大文芸裁判の様相を呈した「チャタレイ裁判の第1回公判」開く
文士―赤い羽根募金協賛で「捕物作家クラブが文士劇」開く
舞台―その後三十八年間主役の「滝沢修が熱演『炎の人』初演」
女剣劇―華麗にして豪快な立ち回り「京マチ子と淡島千景の女剣劇」
文士―日本文芸家協会創立五周年記念の「文学祭に文士勢揃い」
舞台―鮮やかな極彩色が感動的!「藤城清治の動く影絵人形」が誕生
供養―”言論圧迫”時代を偲んで「年に一度は”はなし塚”供養」
芸能―終焉の地茨城で江戸末期の芸人「都都逸坊扇歌百年祭」
好況―不眠不休、昼も夜もミシンの音絶えぬ「足袋の町・行田」
浮浪者―約千人、上野駅を追われた「浮浪者たちの新住宅街」
闘争―要求貫徹までと所帯道具携えて「東京駅の頂上に座る組合五人男」
スト―デパート史上空前の規模、『越後谷』以来の伝統をゆさぶる「三越スト」
歳末―目の前で燃える屋台に感無量「露天商たちも共同デパートへ」
歳末―独立を前に落ちつきが、正月商品の働きも活発「講和クリスマス」
物価―実にささやか、豊かさも小ぐらいなり「二十六年の歳末」
CALENDAR1951
[解説・資料]1951―昭和26年
[昭和26年という時代]「バットとボールは鉄砲にまさる」と、野球が”日本の国技”に(鳥井守幸)
[広告界]告知広告のほかストリップが目立ち、CMも登場(石川弘義)
[出版事情]”すべて現金取引で”の紙不足が文庫合戦を生んだ(井家上隆幸)
[映画界]目につく大映の活躍、第一回ベルリン映画祭も(照本良)
[事物型録]日本女性を美しく演出する商品の黄金時代拓く(清水潔)
[流行語]スチュワーデスが登場、紅白歌合戦も始まった(西井一夫)
[エッセー]プロレスと漫画、二つの事件が教えてくれたこと(夢枕獏)
[人物ファイル・昭和26年生まれ]講和条約調印で戦後日本の進路決定とともに産声!
[編集雑記]サン写真新聞第6集・昭和26年
年表昭和26年・1951辛卯かのと・う
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