サン写眞新聞 5
- サブタイトル
- 毎日グラフ別冊 The Sun photo times 昭和25年=1950・庚寅
- 編著者名
- 毎日グラフ別冊編集部 編
- 出版者
- 毎日新聞社
- 出版年月
- 1990年(平成2年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 28×
- ページ
- 161p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.76
- 請求記号
- 210.76/Ma31/5
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考・引用文献一覧:p158
- 昭和館デジタルアーカイブ
本書の見方
天皇―戦争の影から日ごとに遠ざかっていく「昭和天皇の日々」
皇室―当時の”皇室人気”がうかがえる「正月と皇太子とスキー」
内親王―人間天皇の娘として初めての結婚式「孝宮和子内親王のご成婚」
判決―東京地裁第十九号法廷で帝銀事件の容疑者「平沢貞通に”死刑”」
炎上―室町文化の粋をあつめた京都・北山の「金閣寺炎上」
惨事―復旧作業中に土砂崩壊で七十余名が生き埋めの「熊ノ平大惨事」
科学調査―平安末期、百年の栄華「藤原三代のミイラ」に調査のメス
大噴火―「三原山大噴火」は火口をすっかり変形させた
不死鳥―十三歳のトップスター「美空ひばりと仲間たちのクリスマスパーティー」
来日―靴で座敷へズカズカと・・・「ボッブ・ホープの東京珍道中」
鉄人―戦後初の大リーガー「ジョー・ディマジオが来日した日」
弁天様―地元にご利益を施すべく「江の島弁財天の出張御開帳」
戦争―「朝鮮戦争勃発」、東西冷戦の激化は朝鮮半島全土を焦土と化した
対立―朝鮮戦争を機に日本に「二つの挑戦の縮図」が
予備隊―日本再軍備の第一歩「警察予備隊初の合格者初入隊」
調査―一部地域を除いて全国いっせいに「戦後初の国勢調査」
判決―事件発生一年後”竹内単独犯行説”で決着した「三鷹事件」
選挙―ドッジ・ライン実施による不況下で行われた「第二回参議院選挙」
政治家―表情はさまざまの政治家たち「吉田首相、大野伴睦、伊藤律」
祝日―君が代がOKになって「天皇の祝日から国民の祝日へ」
復興―爆心地を中央に見事に蘇りつつあった「ヒロシマの街並み」
建設―朝鮮戦争の特需景気がもたらした「ビル建設ラッシュ」
建設―当時は東洋一の人造湖、東京の水がめ「小河内ダム建設工事開始」
国土―見るも無残に海に浸食される「須磨・明石の景勝地」
大火―煙草の火から引火して一千十六戸を焼いた「熱海大火の教訓」
大火災―静岡県御前崎海上でノルウェーの貨物船「タスマン号炎上」
遭難―日本の飛行機が日本の空を飛べなかった時「米機遭難」
脱線―車両の老朽化・絶対量不足に加え、度重なる事故の「いまいましい交通事情」
水害―堤防決壊、町をのみ込んで湖をつくった「小貝川の水害」
事件―にわか造りの「仏壇に自分のパンを供える姉」の悲しみ
盗難―小学校のトイレの鉛管まで盗まれるほどだった「異常な金属値上がり」
黒い霧―政官界への黒い献金がうわさされた「五井産業事件」
惜別―思想信条の自由をうたった新憲法を踏みにじった「レッド・パージ旋風」
騒動―二百人の群衆が、払い戻しほか四つの要求「川崎競輪大騒動」
世相―自殺が激増、「心中志望のカップル」は熱海を目ざす
施設―”非行”が多く、発足はしたものの「全国の少年院はどこも満員」
保健衛生―GHQの指導のもと公衆衛生の改善を目ざし「ネズミ駆除班を復活」
新商法―”汽車の町”として名高い埼玉県大宮で開かれた「列車商店」
建築―日ごとにすすむ「東京・銀座のモダン建築」新築ラッシュ
移動売店―”水の東京”に住む六千人の「水上生活者に盛況の移動売店」
季節―鳥と老人の愛情秘話、南の故郷に帰らぬ「越冬つばめの家」
話題―日本一は誰!?とハゲ自慢が競った「ハゲ頭コンクール」
健康―抗生物質の普及で乳幼児や青少年の死亡率が低下し「平均寿命が延びる」
銅像―「楠公の兜復元」で、姿だけは昔のままに戻った
仙人―戦没者の冥福祈る観音像を制作中の元祖ヒッピー「仙人芸術家」
話題―十八歳の乙女、金太郎ならぬ「金時娘が足柄山に出現」
人情―生活苦から電車に飛び込んだ「浮浪者親子の行く末は…」
邸宅―荒れ果てた大正・昭和史の舞台裏「興津の坐漁荘」
栄誉―皇后陛下から記章を授かる「ナイチンゲール記章授与者」
食糧事情―政府手持ち米六十万俵を保有する深川の「東京食糧事務所倉庫」
生命科学―牛の人工授精に画期的成功をもたらした「精液の長距離輸送」
動物―デパートで「屋上まで象を」吊りあげた大デモンストレーション
ラジオ―「鐘の鳴る丘」をしのいで人気が急上昇した「三太物語」
映画―戦没学生の手記をベースに迫力満点「きけわだつみの声」長期ロケ
結婚―政治家のスピーチが盛りあげて盛大な披露宴「三船敏郎結婚」
女優―アメリカから「田中絹代が帰国」その第一声は”ハロー”
女優―乙羽信子の深さ五ミリの「えくぼの値段が、百万ドル」
俳優―新劇はじまって以来の珍喜劇に出演した「大泉滉」
新企画―”宣伝の珍手”も失敗に終わった企画旅行のはしり「文芸列車」
文壇―天下の文豪も”無邪気な笑顔”の「文壇人将棋大会」
新劇―大人の見る新劇目指して、稽古場新築に「張り切る文学座の面々」
帰国―日本人初のノーベル物理学賞受賞「湯川秀樹博士が帰国」
芸術家―東京・日本橋で開いた個展が大好評「イサム・ノグチ作品展」
スキー―進駐軍も出席して、国際色豊かに「東京銀嶺の祭典」開かる
スポーツ―十年ぶりに「明大が大学ラグビーを制した裏」に”食糧政策”あり
拳闘―「ストリップ劇場・拳闘ショー」のお色気珍風景
師走―ユニークな闘争戦術で全国の話題をさらった「煙突男のてん末」
歳末―「二十五年の歳末」は焚き火の”あたり屋”消えて、屋台元年
CALENDAR1950
[解説・資料]1950―昭和25年
[昭和25年という時代]パージ、朝鮮戦争、そして占領軍が教えた「民主新聞の作り方」(鳥井守幸)
[広告界]デパートの催事にもユニークなものが登場(石川弘義)
[出版事情]追放されていた出版界の実力者、大量に復活(井家上隆幸)
[映画界]映画産業の伸長を雄弁に物語る”輸出額”(照本良)
[事物型録]日本の技術が世界市場に向けてデビュー(清水潔)
[流行語]BGは死語、アメション、アルサロ、パトカーは今も健在(西井一夫)
[エッセー]写真を見た一番の感想は”そんなに人間変わっていない”(吉永みち子)
[人物ファイル・昭和25年生まれ]今、最もアブラがのった有力クリエイター群が続々と誕生した年
[編集雑記]サン写真新聞第5集・昭和25年
年表昭和25年庚寅1950かのえ・とら
昭和25年生まれの[私の履歴書・自己紹介](清水国明)/読者記入欄
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