図書目録サン シャシン シンブン資料番号:000057148

サン写眞新聞 3

サブタイトル
毎日グラフ別冊 The Sun photo times 昭和23年=1948・戊子
編著者名
毎日グラフ別冊編集部 編
出版者
毎日新聞社
出版年月
1989年(平成1年)12月
大きさ(縦×横)cm
28×
ページ
161p
ISBN
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/Ma31/3
保管場所
閉架一般
内容注記
参考・引用文献一覧:p158
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

本書の見方
皇居―冷雨降る皇居内で陛下に拝謁「増炭戦士緊張の数分」
宮様―元侍従長の邸で暮らしながら「花嫁修業中の孝宮」
宮様―当世流行のカストリを飲み寿司をつまむ「臣籍降下した旧皇族たち」
裁判―絞首刑七名を含む、全員が有罪判決の「東京裁判」
裁判―十二月二十三日、全員絞首刑の日の「東条家の祭壇」
事件―拘置一四一四二日世界記録の序章「帝銀事件の発生現場と平沢貞通」
入水自殺―玉川上水で愛人と心中した”戦後の旗手”「太宰治」
残虐―竹製ベッドに眠る「寿産院」暗い運命のもらい子たち
戦後―実は盗まれた!?皇居前広場の「楠公の兜姿」も変身?
広場―宮城前広場から人民広場へ、そして「皇居前広場」へと移り変わり
大震災―退社時間の市民を襲った「福井地震M7.3」の恐怖
復員兵―武器なき兵隊、舞鶴の引き揚げ者「麦と兵隊・平和版」
内閣―七か月しかたたずに芦田内閣からやがて「第二次吉田内閣」へ
国会―婦人議員にキスをして大騒動のトラ大臣「泉山三六蔵相」
政党―片山内閣崩壊の引き金の役割を果たした「社会党大会」
訪問―読者の要望にそって「共産党本部カメラ訪問」を試みた
疑獄―吉田長期政権への道を拓いた戦後初の大型疑獄「昭電事件」
警察―新”昭和の新撰組”現在の機動隊の前身「警視庁予備隊発足」
警察官―全国代表五十二名、銀座四丁目の難所で競った「交通巡査の腕くらべ」
離宮―つい先ごろまで国民に見ることすら許されなかった「赤坂離宮の内部」
復興風景―「東京復興」は昭和七、八年のレベルまで民の力ですさまじいばかりの勢い
風景―議論百出の都市計画の成果「東京駅八重洲口がオープン」
風景―戦禍と災害から「めざましい復興ぶりをしめす横浜・福岡・飯田市」
軍人―戦後の繁華街ではどこでも見られた風景「傷痍軍人の街頭募金」
職人―建材!原木を手際よくさばく「木場職人の伝統技術」
斜陽―奥秩父の「山中に消えた高木元子爵」のロマンと現実
就職難―昨今の求人難からは想像的ない、学生たちの「就職事情」
無我―山口県から上京、数寄屋橋で辻説法「踊る神様・北村サヨ」
奉仕―”現世利益”求め「お助け爺さん」のもとへ押しかけた庶民たち
争議―屈折を重ねる日本映画界労働運動の源流「東宝争議」
職場―ローラースケートを楽しみながら「生産性をはかる紡績工場」
事件後―”暴力の町”として勇名を馳せた「本庄事件の町、その後」
偉人―三重苦を克服した”奇跡の人”「ヘレン・ケラー女史来日」
保健衛生―育ちゆく保健婦、GHQのきもいりで「新しい保健所・保健婦制度発足」
女性美―投票で1位を決めたタバコ屋の看板娘「ミス・ピース・コンテスト」
興行―今ならさしずめ女子プロレス、人気があった「女相撲劇団」
勤労―プライドを捨てて、ひときわ目立つようになった「アルバイト女子大生」
裁判―軍事法廷であばかれた「九大・生体解剖人肉市職事件」の戦慄
殿様―殿様のひと声を合図に出発する「秋田・角館の御祭りの山車」
謀判―「二十三年の泥棒」は①メシ②着物③が金……の順だった
災害―備えあればうれいなし、でも「アグネス台風を待ちアグネ」
学園―ひとつの校舎に数校がひしめき「教室の争奪戦」もたけなわ
反対運動―発足一か月後、高校生が「都立新制高校の区移管反対」運動
公選制―鳴り物入りでの「第一回教育委員選挙」も投票所は閑古鳥
探訪―衣食足りて野球漬けの農民「村おこしはベースボールで」
競馬―「競馬復活」銀座に馬券売り場出現、予想倍増の売り上げ
歌謡界―第一回NHKのど自慢コンクール優勝大会と「活躍する笠置シズ子」
放送―国民の大多数がラジオにかじりついた「『鐘の鳴る丘』と菊田一夫」
映画界―”戦後的熱気”が漂う「第二回毎日映画コンクール表彰式」
広告界―いずれも力作ぞろい「第一回日本広告会展」開かる
野球界―満員札止めになるほどの超人気「プロ野球東西対抗戦」
相撲界―いずれ綱を!昇進前の「吉葉山、千代ノ山と双葉山の指導風景」
体操界―体操を世界のヒノキ舞台に押し上げた最大の功労者「竹本正男」
スポーツ―娘をオリンピックへ!「”暁の超特急”吉岡隆徳と南部忠平の娘」
スキー―両親によって徹底した”英才教育”を受ける「猪谷千春とその家族」
芸術家―西伊豆の別荘・富士見堂に陣を敷き七年目の執念が燃える巨匠「梅原龍三郎」
名講義―東大の名物教授、仏文学の権威「辰野隆博士の最後の講義」
学者―尾瀬水没に賛成論を唱えた「牧野富士太郎博士の学者感覚」
原人―一片の骨の異様さに注目した長谷部言人白紙と「幻の明石原人」
文壇―作家・舟橋聖一の娘の結婚式に集まったきら星の如き「文壇人」
科学者―民主化の嵐のなかで脱皮した「科研と仁科芳雄博士」
闇市―歴史的な日にパンパンと闇市「戦後最大の手入れ」
食糧―この年の秋、突然都民に「サツマイモが大量配給」に
引揚者―生活はどん底、冬風吹きぬける師走の「引き揚げ者寮風景」
強制措置―田中警視総監、上野公園「夜間立ち入り禁止」の英断!?
物価―生活実感とかけ離れたインフレ真っ最中の「変な物価」
歳末風景―獅子文六の小説「てんやわんや」に象徴される二十三年の「歳末事情」
CALENDAR1948
[解説・資料]1948―昭和23年
[昭和23年という時代]「戦争中より戦争的」だった年にワースト犯罪記録は生まれた(鳥井守幸)
[広告界]競輪広告のほか、阿部定の実演広告も(石川弘義)
[出版事情]集英社の「少年王者」もたちまち三十万部に(井家上隆幸)
[映画界]映画館は暗い世相を忘れる”夢の空間”だった(照本良)
[事物型録]戦後のベーシックアイテムとなっている日用品の開発始動(清水潔)
[流行語]”アルバイト”や”オカマ”は今や常用語(西井一夫)
[エッセー]人間の思惑におかまいなく歴史は”必要な人間”を作る(中山千夏)
[人物ファイル・昭和23年生まれ]凶悪事件続発の暗い時代に希望をもたらしたベビーたち
[編集雑記]サン写真新聞第3集・昭和23年
年表昭和23年戊子1948つちのえ・ね
昭和23年生まれの[私の履歴書・自己紹介](五木ひろし)/読者記入欄

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