サン写眞新聞 2
- サブタイトル
- 毎日グラフ別冊 The Sun photo times 昭和22年=1947・丁亥
- 編著者名
- 毎日グラフ別冊編集部 編
- 出版者
- 毎日新聞社
- 出版年月
- 1989年(平成1年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 28×
- ページ
- 161p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.76
- 請求記号
- 210.76/Ma31/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考・引用文献一覧:p158
- 昭和館デジタルアーカイブ
本書の見方
皇室―砂場に遊んでのびのびとくったくがない「天皇家の少年たち」
新記録―平和の世になって大活躍、日本中を熱狂させた「水泳の古橋選手」
自然―世界でもひりを見ない「昭和新山誕生のドラマ」
首相―難問山積の政治を忘れて仲人役に徹した「片山首相の平安吉日」
宣言―戦後イデオロギーのピエロだった男?「熊沢天皇」
争議―盛り上がりの中、GHQの命令で不発となった「2・1ゼネスト」
事故―約一千人の死傷者を出した「八高線列車転落事故現場」
欧文標識―「市中に氾濫する横文字標識」に占領地日本の重みがズッシリ
風俗―名画をもじった「額縁ショー」に、男たちは金縛りのショック
都会―街頭録音でその名が知られた、悪の花咲く「”ラク町”の昼」
都会―チークダンスに新制喫茶「夜のトーキョーの健全娯楽」
世相―東京・多摩川べりでの「日本初の集団見合い」は大盛況
古都―ウォーナー博士のおかげで戦禍をまぬがれた「焼けなかった京都風景」
開拓村―前途にはイバラの道が続いていた、当時の「北海道開拓村」
異境―東京のどまん中に突然出現したアメリカ「ワシントン・ハイツ」
皇居―皇族の権利をせばめた「皇室典範と皇室経済法」施行
天災―人間の手向かえぬ自然の暴威「新潟県の地滑り現場」
天災―十名の若い生命を奪った自然の怒り「浅間山が大爆発」
台風―「キャサリン台風」の上陸で利根川決壊、復興二年目の各地に衝撃
台風―水害にもめげずしたたかに生き抜く「小岩井付近の都民」たち
天災―「キャサリン台風の被害」を利根川源流まで踏みいって報告した記録写真
戦争―電車の真上で二年半も「地上に落ちなかった焼夷弾」
発掘―後に土器二万点を博物館に寄贈した「農民考古学者塩野半十郎さんの若き日」
経済―「新円切り替え政策実施」急ピッチで百円札を大量印刷中
議論―誌上公聴会で「不倫」について意見を述べる「婦人代議士たち」
国政選挙―「第一回参議院議員選挙」出足低調のうちに行われる
政治家―「共産党書記長徳田球一氏」の行動力と戦闘性のエネルギー源
政治家―十五年間のアメリカ亡命生活から帰った「大山郁夫」
乱闘国会―片山哲社会党連立内閣のもと「炭管法案審議をめぐって過激な先人たち」
耐乏生活―食糧入手も職業も、何をするにも「待つ、待つ、待つ日本人」
自由―演技だけは昔と変わらない「新生サーガス大人気」の秘密
食券―行列して雑炊をためるにも「外食券」が必要だった時代
風俗業―公娼から特別女中へ、復活して人の道を説く?「吉原の女性たち」
信仰―双葉山、呉清源の二大信者を持つ「蕾光尊の没落」
生存―ヤミに手を出さず「配給」だけでは生きていけなかったあのころ
宝クジ―インフレ対策の「宝クジ」も賞金はインフレと追いかけっこ
希望―超破格!しめて千六百円ベース型の「超節約結婚式」事情
保健衛生―GHQと厚生省の手で「移動衛生博覧会」がスタート
住宅難―いつの世も変わらぬ「住宅難」快適ライフは夢のまた夢
禁煙事情―嫌煙権者もビックリ「都民無料喫煙大会」開かる
共学―「男女七才にして席を同じうせず」は「六・三新学制」実施で崩壊
私塾―国際的バイオリニスト豊田耕治が巣立った「音楽の才能教育」
教育―愛と自立に生きる子供たち、都会と農村にみる「少年の町」
学園―戦争が終わってやっと「学園にも活気」が戻ってきたころ
女性美―見どころはセパレーツ「戦後水着ブーム」の中年ヒヒ男的観察
スポーツ―一投一打に観客興奮、警官隊まで出動「第一回オール横浜女子野球大会」
花形職業―年齢20~25歳、女学校卒業以上、容姿端麗の「婦人警官第二期生」
慈善―作曲家・近衛秀麿が由緒ある大山巌ゆかりの「別邸を解放」
宮家―闘病生活七年、丹精込めて育てたジャガイモ畑に座る「秩父宮」
宮家―皇族中ただ一人の戦犯容疑者「梨本宮」は収容四ヵ月で釈放
ラジオ―NHKラジオの人気クイズ番組「二十の扉」始まる
映画界―すべて旧式の撮影風景と宿舎でくつろぐ「ロケ先の原節子」
勝負師―名人くらいに五期十年にわたって君臨した「木村義雄名人敗れる」
勲章―幅広い教養と活動、八十歳の生涯を終え「幸田露伴逝く」
人形劇―戦時中弾圧されていた風刺人形劇団「ブーク復活」
文士劇―戦後もこのころになると、遊びごころも甦った「探偵作家の探偵劇」
漫画界―「戦後第一次マンガブーム」の中から育った今日の作家たち
芸能界―秋の一日を楽しむ「高峰秀子・灰田勝彦」の若き日の姿
興行―自らの晩年は寂しいものだった「ロッパ、シミキンの絶頂期」
舞台―オペラも復活、新劇もよみがえって「舞台は花ざかり」
落語家―ドン底生活に喘ぐ国民に笑いを提供した「落語家たち」
大相撲―大関在位十年を経て「土俵入りする前田山英五郎」
拳闘―同門の宿敵「ピストン堀口と槍の笹崎」の勇姿
格闘技―いまでは考えられない、九歳から十五歳の「少年ボクサー出現」
野球界―最高殊勲の賞品が「アヒル、人形、火鉢」だった「戦後二年目のプロ野球界」
補導―東京の盛り場に鞄を背負ったままの「少年少女たちの姿」が
物価―かけ足で高くなる「物価」に苦しむ庶民たちの悲哀
歳末警戒―犯罪は増えこそすれ減りはしなかった「物騒な東京の夜」
CALENDAR1947
[解説・資料]1947―昭和22年
[昭和22年という時代]性の解放と人間讃歌、”裏の花”は狩りとられていった(鳥井守幸)
[広告界]映画やガムなどいまも生きている広告も(石川弘義)
[出版事情]”紙飢饉”の中で”肉体文学”も”戦後派文学”も活発な活動(井家上隆幸)
[映画界]十二月七日各社社長が追放され映画界は大混乱(照本良)
[事物型録]生活用品は着実に、工業製品はゆっくりと復興(清水潔)
[流行語]いまでも生きている言葉もたくさんあった(西井一夫)
[エッセー]自分が生まれた年の写真を見る楽しさ不思議さ(南伸坊)
[人物ファイル・昭和22年生まれ]戦後第一次ベビーブーム、現在団塊の世代の第一陣!
[編集雑記]サン写真新聞第2集・昭和22年
年表昭和22年丁亥1947ひのと・い
昭和22年生まれの[私の履歴書・自己紹介](和泉雅子)/読者記入欄
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