図書ギゴク ト ボウサツ000057133

疑獄と謀殺

サブタイトル1~10
怪死の研究 昭和史の記録
編著者名
森川 哲郎 著
出版者
現代史出版会
出版年月
1979年(昭和54年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
261p
ISBN
NDC(分類)
312
請求記号
312/Mo51
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p255-256
和書
目次

一、宮内省から消えた貞明皇后の秘宝―消された?世耕機関の調査員
一粒三十三カラットのダイヤと王冠
調査員の失踪と他殺の疑い
世耕情報
皇室の大粒ダイヤ現わる
マレー大佐事件と占領軍
G2とGSの暗闘
昭電疑獄をあばかれてGSは失脚
吉田茂はウイロビーの寵児
G2の謀略工作成功す
 
二、時価数兆円、日銀ダイヤ蒸発事件―監察委員会の調査員は死んだ
アメリカ軍首脳の横領
疑獄をこえる大国家犯罪
G2のウイロビーのスキャンダル
米国首脳の暗闘事件に使われる
奇怪な米軍からの返還数量
行政監察委員会の調査員の変死事件
もう一つの変死事件と警察の圧力
自由党の巨頭に流れた?
闇に消えたその他のダイヤ・金塊
奪い去られた日本の白金
 
三、清朝愛新覚羅の秘宝事件―暗殺と変死を生んだ西太后の遺産
愛親覚羅溥儀さんの受難
二式陸攻で運び出した清朝の秘宝
人箱二十キロの金の延棒詰めの木箱が数十
持ち出しの主役は関東軍? 元満州中銀総裁?
奇怪な飛行士の行方
飛行機はなぜ遅れたか
 
四、消えた掠奪財宝事件―政治的強奪の証人を未然に消せ!
権力者と黒い手はなぜ癒着する
フィリピンからの略奪宝石をめぐるスキャンダル
フィリピンからの略奪ダイヤの行方
チャンドラ・ボースの変死とその財宝
 
五、造船疑獄―二人の重要証人の変死と指揮権発動
 
六、ドミ二カ糖事件と謀略機関員の死―過失のガス中毒か?殺人か?
発見された中国人の死体
国会の追及はじまる
 
七、日本通運不正事件―国会議員の収賄容疑と重要証人の変死
 
八、防衛庁機密漏洩事件と第二次FX問題―機種選定をめぐる山口空将補の変死
 
九、ロッキード疑獄―変死者の背後に垣間みる国際的謀略
 
十、失速した日商岩井の航空機戦略―島田三敬氏の自殺にまつわる数々の疑惑
 
あとがき
参考文献