図書ショウワ ノ ヤミ オ イキテ000056989

昭和の闇を生きて

サブタイトル1~10
BC級戦犯最後の生き証人
編著者名
飯田 進 著
出版者
不二出版
出版年月
2013年(平成25年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
298p
ISBN
9784835073910
NDC(分類)
329
請求記号
329/I26
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき

Ⅰ スガモ・プリズンへ
スガモ・プリズンに入る
「戦犯」とはなにか
私がなぜ戦犯に問われたか
ジャワ・チピナン刑務所へ
護送船からの手紙
『すがも新聞』に見るスガモの動態

Ⅱ 後期スガモ・プリズンの日々
日々の営み
情勢の変化とスガモ
ある日の雑談
朝鮮戦争の勃発
皇国史観への疑念
スガモ詣でと釈放運動の広がり
スガモの住人たち
『世紀の遺書』と『戦犯裁判の実相』

Ⅲ スガモ・プリズンから巣鴨刑務所へ
三食昼寝付きホテルへ変貌
一時出所と自宅への旅
『世界』十月号事件
老医師との交流と共産党員
戦犯からの沖縄伊江島への慰問品
かりそまの愛の悦楽とその破綻
囚人服を着て国会へ乱入する
傷痍軍人慰問をかたる銀座警察を騙る
安部公房と格子なき牢獄
『壁あつき部屋』の撮影

Ⅳ 仮釈放と新しい生活の道へ
新しい社会生活の道の開拓
共産党軍事委員との決別
港横浜への移住
仮釈放される

Ⅴ サリドマイド禍と息子伸一の誕生
息子伸一の誕生
サリドマイド禍と集団訴訟
障害児福祉への道
法人「青い鳥」の設立
息子伸一の死と私の終末

あとがきにかえて