戦争とたたかう
- サブタイトル
- 岩波現代文庫 社会;261 憲法学者・久田栄正のルソン戦体験
- 編著者名
- 水島 朝穂 著/久田 栄正 [述]
- 出版者
- 岩波書店
- 出版年月
- 2013年(平成25年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 15×
- ページ
- xiv,417,2p
- ISBN
- 9784006032616
- NDC(分類)
- 391.2
- 請求記号
- 391.2/Mi96
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 『戦争とたたかう : 一憲法学者のルソン島戦場体験』(日本評論社,1987年)の著者名とサブタイトルを変更し、本文の加除修正をおこなったもの 参考文献:p389-405 久田栄正氏略年譜:巻末p1-2
- 昭和館デジタルアーカイブ
凡例
プロローグ―「戦争を知らない子供たち」の世代から
一 一貫した反軍精神
幼児期から中学まで
旧制高校時代―「教練服反対事件」
京大時代―「特高」に睨まれる
就職、そして召集令状
二 軍隊の内務班生活―人間改造への抵抗
軍隊社会へ
均質的人間の製造工場
「私的制裁」と「いじめ」の構造
三 「満洲」へ―経理部将校となる
虎林の野戦貨物廠警備隊へ
経理部幹部候補生になる
経理部将校としての「順法闘争」
フィリピンへの動員下令
四 「ルソン決戦」への道程
バシー海峡をこえて
ルソン島上陸、ポソロビオに駐屯
「レイテ決戦」の結末
米軍ルソン島上陸前の状況
五 米軍リンガエン湾に上陸
日本軍の守備
ポソロビオ爆撃
米軍上陸
六 退却行はじまる
旭兵団方面の戦闘激化
陣地撤収、ナギリアン道イリサンへ
イリサンに米軍迫る
「死守命令」と敵中置き去り
七 「人間廃業」の戦場
国民はルソン戦の真実を知らなかった
バギオ陥落、トリニダット脱出
「戦陣訓」の果たした役割
ボントック街道敗走
飢餓の戦場
最後の「死守命令」
高柳一等兵の死
八 日本軍隊の崩壊―降伏
師団経理部転属の謎
敗戦・武装解除―「シビリアン!」
ボントック道死の行進
「天皇の下士官」山下奉文大将
九 捕虜収容所における「憲法論争」
捕虜収容所の生活
赤裸々な人間からの出発
「食うための闘争」
軍人精神の崩壊と「本音」の突出
捕虜収容所における「憲法論争」
戦犯追及と山下大将死刑判決
復員、日本国憲法草案に涙する
エピローグ―平和憲法に生きて
戦争とたたかうということ(久田栄正)
参考文献
岩波現代文庫版あとがき
久田栄正氏略年譜
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