大日本帝国の国家戦略
- サブタイトル
- 日本はなぜ短期間でアジア最強になったのか?
- 編著者名
- 武田 知弘 著
- 出版者
- 彩図社
- 出版年月
- 2013年(平成25年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 254p
- ISBN
- 9784883929290
- NDC(分類)
- 392.1
- 請求記号
- 392.1/Ta59
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 主要参考文献:p253-[255]
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第一章 巨大プロジェクト「大日本帝国」
【欧米の侵攻を食い止める、壮大な国家戦略】大日本帝国は国家プロジェクトだった
【中央集権体制の確立させた驚異の制度改革】明治維新最大の改革「廃藩置県」
【「廃藩置県」と並ぶ明治新政府の大ファインプレー】日本経済を劇的に変えた「地租改正」
【国家戦略実現のため、武士が自らの特権を捨て去った】特権階級の犠牲で成り立った明治維新
【最先端の知識や技術を導入し国家運営に役立てる】西洋の文化・文明を貪欲に吸収した
【欧米以外では初の自国での鉄道建設】維新からわずか5年で鉄道を作った
【値下げ競争でアメリカ商船、イギリス商船に勝利】日本沿岸から外国商船を駆逐した
【アジアでいち早く電信網を整えた】通信先進国だった大日本帝国
【勉強ができれば身分を問わず出世ができた】富国強兵を実現した教育制度
第二章 明治日本の領土攻防戦
【アジアで唯一、列強から領土の侵攻を受けなかった国】明治日本はなぜ領土を守れたのか
【幕末にあった2度の対外戦争で見せた外交力】巧みな外交で領土を守った幕末の日本
【大国が目をつけた小笠原諸島をすばやく領有した】イギリスから領土を奪った明治日本
【幕末から続くロシアとの領土問題】明治にもあった北方領土問題
【領土に無頓着だった清、心を砕いた日本】尖閣諸島をすばやく領有した
【日本と清、"二重属国"状態にあった琉球藩】沖縄もすばやく領土に組み込んだ
【近代化を拒み、頑なに鎖国をし続けた韓国】韓国はなぜ失敗したのか?
第三章 安くて強い軍をつくれ!
【費用対効果が悪かった旧軍を解体した】明治維新は軍制改革だった
【国民の税金も決して高くはなかった大日本帝国】少ない費用で軍を効率良く強化した
【日露戦争直後には、戦艦まで自国で生産していた】世界に並んだ軍艦製造技術
【実は清に二度も敗北していた日本軍】大日本帝国を強くした二度の敗北
【鎮台から師団へと生まれ変わった陸軍】日清戦争が変えた大日本帝国軍
【日清戦争直後から軍の拡張に乗り出した大日本帝国】たった10年でロシアを倒す軍をつくる
【ロシア海軍を装備で圧倒していた日本海軍】科学力の勝利だった日本海海戦
第四章 本当はすごかった日本軍の科学力
【実は世界の最先端を行っていた日本軍の兵器】日本軍は科学技術が強くした
【いち早く「航空戦の時代」到来に気づいていた日本軍】世界に先駆けて空母を実戦投入した
【世界的な名機、ゼロ戦はなぜ強かったのか?】航空技術の粋が結集されたゼロ戦
【連合国を驚かせたのはゼロ戦だけではなかった】他にもあった優れた航空兵器
【誘導ミサイルの研究まで進めていた】ロケット技術も世界最高レベルだった
【欧米の先進国をもしのぐ、圧倒的な性能】世界一の魚雷を開発した
【太平洋戦争では自動車を使った快速部隊が活躍】実は自動車大国だった大日本帝国
【兵隊の食料"携行食"にも科学の力が生かされていた】世界に先駆けていた日本軍の携行食
【マイクロ波を使った秘密兵器まで研究されていた】幻に終わった日本軍の超科学兵器
第五章 実はボロ負けではなかった太平洋戦争
【難攻不落の真珠湾を創意工夫で攻略】真珠湾攻撃で大戦果をあげた一番の理由
【戦史に残る大勝利だったフィリピンの戦い】史上初めてアメリカ軍を降伏させた
【アメリカ本土を潜水艦と水上機で攻撃】史上唯一、アメリカ本土を空襲した
【イギリス軍が誇る東洋艦隊を壊滅させた日本軍】イギリス艦隊を太平洋から駆逐する
【歴史に残る電撃作戦で"世界最強の国"を追いつめる】イギリス軍を近代で初めて降伏させる
【ベトナム戦争にも引き継がれた日本軍の戦法】ゲリラ戦法でアメリカ軍を苦しめる
【謎のベールに包まれた陸軍のスパイ養成機関】陸軍中野学校とは何だったのか?
第六章 なぜプロジェクトは失敗したか?
【陸海軍の作戦計画はすべて実現していた日本軍】太平洋戦争の目標は達成していた
【大日本帝国のアキレス腱は"諜報"だった】情報戦に敗れた大日本帝国
【日米開戦を食い止める力が政府首脳になかった】外交能力の欠如が敗戦を招いた
【責任の所在が明らかでないという歪な権力構造】大日本帝国憲法が国の迷走を招いた
【電撃戦だけでは通用しなかった太平洋戦争】日本軍は総力戦の意味を知らなかった
【潜水艦での戦艦攻撃に固執したのは失敗だった】潜水艦の運用で後れをとった日本軍
【自国で開発した技術を見逃していた日本軍】優れたレーダー技術を生かせなかった
【暴走する軍部を後押しする国民】国民自身が戦争を欲していた
あとがき
主要参考文献
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