図書ショクミンチ ト ブンガク000056847

植民地と文学

サブタイトル1~10
編著者名
日本社会文学会 編
出版者
オリジン出版センター
出版年月
1993年(平成5年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
270p,図版[2]p
ISBN
4756401708
NDC(分類)
910
請求記号
910/N71
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

まえがき
 
第一部 シベリア―出兵と抑留
「環日本海時代」へ(開会の挨拶)(中島欣也)
二葉亭四迷の意志を継いで(座長挨拶)(西田勝)
抑留生活四年(証言)(近藤次郎)
父の眠る丘(証言)(松島トモ子)
ペレストロイカの中で(下斗米伸夫)
シベリア出兵と朝鮮(高橋治)
日本人捕虜の埋葬地(イーゴリ・マズロフ)
日本文学に現われたシベリア出兵(大和田茂)
スターリニズムと抑留(ミハイル・スベタチェフ)
国防史における暗黒の頁(芳井研一)
パネリストの補足発言と討論 抜粋
「小さなロシアのマダム」(証言)(ニネーリ・バランデューク)
 
第二部 日本の植民地支配と朝鮮文学
開会の挨拶―社会文学会とは?(西田勝)
国木田独歩の見た朝鮮―忘れ得ぬ人びと(芦谷信和)
槙村浩の『間島パルチザンの歌』―プロレタリア国際主義と連帯(猪野睦)
中島敦と朝鮮―京城の「ヨボさん」への連帯(浦田義和)
日帝下のソウルにおける文学活動―親日派と田中英光(川村湊)
日本の植民地支配と朝鮮文学の発展―歌謡・民謡的作品(キム・ハミョン)
従軍慰安婦と《金日成花》(チェ・オンギョン)
現代朝鮮文学の母胎―抗日革命文学(キム・ホーチョル)
 
第三部 日本帝国主義と「満州国」の文化
〈第一日〉
開会の挨拶(中国)―新しい情報と熱い友情(王承礼)
(日本)―中国女性の靴一足(西田勝)
東北淪陥十四年史研究と中日友好(王承礼)
「満州文学」研究の現状(川村湊)
東北淪陥期における抗日思想文化闘争(呂元明)
広津和郎と「満州」(寺田清市)
東北郷土文学の主張とその特徴(梁山丁)
歴史のこだま―東北淪陥期の音楽(韓岡覚/呂金藻/馮伯陽)
梁山丁とその抗日文学作品(馮為群)
東北淪陥期の新聞事業(張貴)
日本帝国主義の科学技術侵略(李茂傑)
〈第二日〉
日本近代史にとっての「満州」(大江志乃夫)
李季瘋とその『雑感の感』(李春燕)
長野県と「満州国」(上條宏之)
日本のプロレタリア文学が描いた「満州」(布野栄一)
結語―日本文化の貧しさ(西田勝)
 
パネリスト紹介