遙かなる母校
- サブタイトル
- 西宮高女の太平洋戦争
- 編著者名
- 西宮高女の戦争を記録する会 著
- 出版者
- [西宮高女の戦争を記録する会]
- 出版年月
- 1992年(平成4年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 334p,図版[8]p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/N85
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 市立西宮高女年表:p328-331
- 昭和館デジタルアーカイブ
口絵写真
はじめに
発刊に寄せて
平和を求める珠玉の文章(西宮市長・八木米次)
これに続く「西女の戦後誌」への期待(西宮市教育長・小林久盛)
宝物のような貴重な体験(松柏会会長・桝本繁昭)
西女の歴史の空白を埋める(西宮市立西宮高校校長・大森良剛)
恩師
山鳥校長先生とピアノ(柳歳一)
平和日本を守りましょう(渡辺益栄)
生涯の師、山鳥校長先生(宮本茂)
終戦直前の西宮高女(室光四郎)
忘れられない生徒の笑顔(野田賀津子)
動員生徒の深夜労働に反対(志摩寿夫)
懐かしい西女の写真(田中治郎左衛門)
片腕失った私に神様の涙(宮本範子)
忘れられない校庭での荼毘(前田幸子)
先生と生徒が一つになって(中嶋みつ子)
戦火をくぐって(廣田廉夫)
優勝したソフトボール部(栗山修)
教壇生活の原点、西女(前田益邦)
終戦後のなつかしい思い出(村木邦)
身につけた努力と辛抱(佐野君枝)
男女共学で賛否の論争(古澤峯子)
私の終戦と運動服(山崎ミドリ)
高女23回生(5年制)
苦しい戦争体験、孫たちにさせないで(井口和子)
ああ紅の血がもえたころ(池田加代子)
戦時一色の娘時代(占部陽子)
全財産を失って疎開先で終戦(小林淑子)
家族と再会し、生きる喜び(酒井豊子)
油のにおいがするような卒業写真(田辺愛子)
戦時中を思い出すままに(林照子)
高女23回生(4年制)
ある夏の日のこと(川端照子)
戦争反対の思い(田中昭子)
生命をいただいて今(名川昭子)
出陣の兄送る間にわが家半壊(林和子)
学校農園と学徒動員のこと(松原聖子)
平和よ永遠に(南田初子)
海軍機が墜落し大勢の犠牲者(由比美代子)
忘れられない教頭先生の言葉(吉川禮子)
負傷の母と姉を病院へ運ぶ(脇坂康子)
高女24回生・25回生
打出の浜で平和を実感(岡口保子)
焼け残った家で被災者と共に(河嶋秀子)
広田の山で黙々と開墾作業(桜純子)
住友プロペラ動員の思い出(萩原延子)
青春の挽回に懸命(原田美保子)
線路伝いに歩いて帰る(平岩玲子)
なんとむなしい損な時代(又賀藤子)
まぼろしの?専攻科(山本正子)
美津濃動員の思い出 まとめ(桝田光代)
たった一ヶ月の少年兵士(秋山美代子)
壕の中で空想の世界に遊ぶ(今関喜美子)
空襲の中を逃げまどう(上田利子)
二度とくり返したくない思い出(大野きよ)
がんばった青春時代(岡田信子)
戦に追われて(小笠原壽子)
めざましい西女の復興(斎藤郁子)
続くのか、弱肉強食の世界(高橋恒子)
学徒動員から主権在民の教育(對木鴻子)
私の十五歳のころ(藤井克子)
兄の戦死と学徒動員の思い出(松井慶子)
負傷者を手当てする母たちの姿(松岡美代子)
木製飛行機の端翼作り(山口次見)
高女26回生・高校1回生
先生の勧めで疎開先から戻る(梶原文子)
親友「石井芳子」さんを悼む(北谷孝)
富山の空襲で、ただ一人助かる(轡田眞紗子)
母と姉、妹、弟を失って(近藤知津子)
今でも時を告げるボンボン時計(阪本マリ子)
辛く悲しい西宮大空襲(生瀬悦子)
思い出あれこれ(西原志満子)
今になって胸を打つ師の心(船越正子)
ピアノ練習の思い出(山西一子)
47年ぶり東洋ベアリング訪問 まとめ(沢田美江)
学徒動員の青春(茅野馥子)
バスケットで準優勝(野橋節子)
壕を出て稲川の橋下に逃げる(平塚ケイ子)
高女27回生・高校2回生
肥桶を大八車で広田まで運ぶ(伊佐加寿子)
校舎炎上後の校庭で(井上より子)
高松でも空襲、姉妹で母を捜す(植田泰子)
忘れられない八月五日(牛丸高子)
ありがとう、市立西宮高女(佐藤文子)
恐ろしかった超低空の機銃掃射(篠田孝子)
つぎの当たったモンペ姿の少女たち(新宮晴子)
私の故郷は西宮(棚谷義子)
ぬらした防空頭巾(西倉与志子)
いま生きている、この尊さ(西山美智子)
命だけがほしい(長谷川喜世子)
母の着物を売って食糧に(浜本夏子)
辛さや悲壮感がない思い出(坂東玲子)
心の傷は癒えない(松尾郁子)
祖母は防空壕の中で焼死(和栗きよ子)
勉強中止させられた三杉製作所 まとめ(佐藤江美)
水泳部、戦後第一回の国体に参加(柏木光恵)
生かそう、食糧増産の苦しい体験(浅堀昌子)
地獄絵巻、西宮大空襲の日(浄徳富子)
焼夷弾の雨を逃れて(田島一栄)
中嶋照子さんのこと(中山長子)
母子三人、炎の中を逃げる(二村陽子)
家も学校も工場も焼失(前川純子)
テコちゃんと桃太郎さんを偲ぶ(山本美智子)
千代田光学の工場も炎上 まとめ(箕面崎康子)
高校3回生
「疎開学童献立日記」(浅谷為久子)
一生を決めた戦争体験(北田有加)
十二歳の夏(笹村環)
音楽の戻った日(遍々古貴美子)
つぶれた壕からはい出す(三上明子)
すべてつらく悲しい思い出(南あい)
終戦がもう十日早かったら(沖野美智代)
年表
編集後記(編集委員一同)
故山鳥吉五郎校長学校葬の式次第
故山鳥吉五郎先生哀悼歌
西女の勤労挺身隊
戦時中の標語や流行語
陶器製の代用品
今も残る窓ガラスの文字
コックリさん占い
氷砂糖の思い出
ブルマーは何語?
焼け残ったミシン
音楽の教科書
お弁当運び
サトイモと警報
宿題は野草集め
おやつのチーズ
二校相住まい
試験は一日おき
憧れのプラカード持ち
茶道にキャラメル
学徒動員先など関係略図
空襲による兵庫県の学校校舎被害数調べ
阪神間の集団疎開をした学校と児童数
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