図書カンシャ ノ キョウシツ000056793

感謝の教室

サブタイトル1~10
女学生の戦中記録
編著者名
関東高等女学校十八回卒業生「戦中記録」を作る実行委員会 [編]
出版者
関東高等女学校十八回卒業生「戦中記録」を作る実行委員会
出版年月
1993年(平成5年)11月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
312p,図版[12]枚
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka59
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:p311-312
和書
目次

はじめに
記録に寄せて
 
序章 二つの卒業式
三十九年目の卒業式
だれも泣かなかった「警報下」のかど出
「昭和っ子」
 
一章 希望にもえて
入学式で
奪われたセーラー服
グッドモーニング、ミスモリカワ
修身、お作法
「ごきげんよう」は関東の校風
松華寮の友など
課外
百合子姫と千人屛風
 
二章 戦争、そして「感謝の教室」
「感謝の教室」
追いつめられる授業、学び舎
軍需生産に動員
 
三章 学業を捨て、通年動員
「カシラー右ッ」
五年生の血判状騒ぎ
「決戦非常措置」で通年動員決まる
流れる「軽騎兵序曲」
時計工場で兵器生産
ドンゴロス着て、鉢巻しめて
油にまみれ
報償金・休日・登校日
空襲下の工場で
藤本先生の出征
空襲、空襲
猛火と大雪=工場に泊まった二月二十五日の空襲
難行苦行の帰宅・焦土と化したわが家
三・一〇東京大空襲
その夜の精工舎
焼け跡を歩いて
先生も、友達も災害を受けて
卒業アルバムも焼けた
 
四章 ああ精工舎=職場レポート
プレスに配属されて(牧田(橋本)擴子)
弾被(だんぴ)職場の十八人(神野藤(鳫)芳子)
陸一(二階)の思い出(藤原(田島)米子)
機械油の臭い(陸一・一階)(増山(増山)●子)
陸旋第二工場で(石井(小沼)節子)
人生を決めた陸二(斎藤(毛塚)恵美子)
陸三、私達の少女の頃(小野(小野)仁子)
学徒課で聞いた終戦の大詔(陸四)(安田(安藤)静江)
女子工員三百人の職場(陸検)(板垣(小林)勝)
消えた「精機部」(高橋(渡辺)美江子)
重量運搬の苦しさに耐え(第一旋盤)(竹村(平野)生江)
思い出すままに(海軍重旋記録)(横井(鈴木)みつ枝)
勝利を誓って黙々と(重旋第五部)(佐藤(小林)敏子)
精工舎に於て(総務部倉庫課)(増島(高崎)アキ子)
ソロバンの特訓を受け(経理課)(石上(成田)きく子)
 
五章 卒業・それぞれの道へ
散りぢりになって
官公庁と軍隊と=就職
疎開地でも
進学も軍需優先
卒業しても「学徒動員」
その後の太平町工場で
群馬県・新町工場へ
桑の実でひもじさを抑え
植原さん、毛塚さんの悲報
トラックで引き揚げる
母校も焼け、友達も失なった空襲
四・一三空襲
五・二四~五空襲
防空壕で亡くなった竹田玲子さん
学校が燃えた。寮生達も
「新町精工」の決別
四十二年後の再訪
 
終章 私達の八月十五日
=文集・九十五人の終戦=
 
おわりに
年表