海に消えた対馬丸と７４１人の学童たち

この本を読む少年少女のみなさんに（上野淳一）
この本を読むおとうさん、おかあさん、せんせいに（渡久地政功）
旅立っていった子どもたちよ（新里清篤）

はじめに（金津正格）
海に消えた対馬丸と七百四十一人の学童たち
著者から対馬丸をめぐるレポート
東京・大阪の空襲
戦いの島沖縄
必死の疎開生活とはげましあったふるさとの歌
対馬丸の最後を目撃した人との出会い
死没した学童を準軍属としてあつかってほしい

必死で生きた集団疎開の子どもたち
「滋子さんの手紙」
「わが子へ」（中山滋子）