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戦後『中央公論』と『風流夢譚』事件

サブタイトル1~10
「論壇」・編集者の思想史
編著者名
根津 朝彦 著
出版者
日本経済評論社
出版年月
2013年(平成25年)2月
大きさ(縦×横)cm
223×
ページ
381p
ISBN
9784818822528
NDC(分類)
070
請求記号
070/N69
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり 年表あり
和書
目次

序章 「論壇」研究の問題設定と意義

第一章 戦後ジャーナリズムにおける「論壇」史
第一節 総合雑誌と「論壇」の磁場
第二節 戦後総合雑誌の出発 一九四五~五五年
第三節 新しい執筆者の登場 一九五六~六〇年
第四節 『中央公論』の変容 一九六一~六六年
第五節 大学紛争と「論壇」の凋落 一九七六~七二年

第二章 『中央公論』の天皇制論から「現実主義」論調まで
第一節 天皇制批判の拮抗
第二節 ルポルタージュとジャーナリストの系譜
第三節 「現実主義」論調の展開

第三章 中央公論社と「風流夢譚」事件
第一節 「風流夢譚」掲載前後
第二節 嶋中事件
第三節 嶋中事件への知識人の反応
第四節 『思想の科学』事件と書評紙の反応
第五節 社業隆盛から執筆拒否解除まで

第四章 『中央公論』の編集者群像
第一節 戦後再発足 畑中繁雄と山本英吉の分岐点
第二節 二人の「戦中派」編集長 嶋中鵬二から竹森清へ
第三節 「週刊誌世代」編集者と営業部の拡充
第四節 粕谷一希の思想形成と編集企画

終章 総合雑誌・編集者が残した遺産

巻末資料
参考文献
あとがき