図書タンカ デ ヨム ショウワ カンジョウシ000056725

短歌で読む昭和感情史

サブタイトル1~10
日本人は戦争をどう生きたのか 平凡社新書;619
編著者名
菅野 匡夫 著
出版者
平凡社
出版年月
2011年(平成23年)12月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
285p
ISBN
9784582856194
NDC(分類)
911
請求記号
911/Su25
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

まえがき

序章 短歌の時代
小学生と短歌
短歌をつくる人々
短歌の歴史
短歌とは何か

第一章 一九四一年十二月八日 日本、世界と戦う
米英軍と戦闘状態に入れり
緒戦の勝利に歓喜する人々
灯火管制の灯の下で
昭和感情史事始 インテルメッツオ1

第二章 真珠湾空爆とマレー進攻 一九四二~
第一航空艦隊の隠密作戦
はじめて明かされた真珠湾攻撃作戦
「全軍突撃」のモールス信号
マレー半島一一〇〇キロの戦い
シンガポールついに落ちたり
詩歌と三代の天皇 インテルメッツオ2

第三章 憂鬱なる時代の幕開き 一九二六~四一年
モダン・ニッポン
不景気の嵐の中で
しあわせと愛の歌
憂鬱なる時代
飢餓と貧窮を詠う
日中全面戦争へ
戦場へ行く日
銃後の日常生活
家父長制と天皇崇拝 インテルメッツオ3

第四章 戦場と銃後の生活 一九四二年~
南方への進撃
統制経済と配給生活
銃後を生きる人々
兵隊となる日
泥沼の戦場に生きる
しあわせの歌
連合軍の反撃
軍神をたたえる歌 インテルメッツオ4

第五章 玉砕と大空襲 一九四四年~
防空壕のある生活
棄てられた兵士たち
飢餓と行列の日々
女子挺身隊と学徒出陣
愛と死の歌
東京大空襲
本土決戦近し
谷崎潤一郎の歌 インテルメッツオ5

第六章 原子爆弾と御前会議 一九四五年
鈴木貫太郎終戦内閣の誕生
ポツダム宣言と原子爆弾投下
ソ連の対日宣戦布告
深夜の御前会議開かれる
連合国からの回答
天皇の決断と玉音放送
「宮城事件」起こる
情愛の人・阿南惟幾の歌 インテルメッツオ6

第七章 一九四五年八月十五日 日本、敗れたり
玉音放送に涙する人々
「泣けるだけ泣け、涙あるかぎり」
喜ぶ人、茫然自失する人
瓦礫の街の夕焼け
灯火がもどった喜び
強靱でしなやかな詩精神
老夫婦の会話

あとがき
参考文献