図書センジカ イチ キョウシ ノ ゴクチュウキ000056543

戦時下一教師の獄中記

サブタイトル1~10
編著者名
小柳津 恒 著
出版者
未来社
出版年月
1991年(平成3年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
200p
ISBN
4624410726
NDC(分類)
289
請求記号
289/O94
保管場所
閉架一般
内容注記
小柳津恒略年表 松尾尊兌作成:p179-192 著者の肖像あり
和書
目次

序文(松尾尊兊)
 
第一章 警察で
拷問
留置場
私が逮捕された日
デッチ上げられた不敬罪
一冊のノート
京都市役所内左翼グループとの関係
治安維持法の「国体変革」に該当確定
突然に現れた愛児。調書終わる
検事が来る。暴力で拇印
留置場へ
特高の犯罪
 
第二章 ここまできた我が人生
同志社学生時代
長い失業
京都市立第三商業学校へ
いゆる京都市役所内左翼グループに接近
学校で時局問題を教える
戦争の行詰まりと統制経済
自宅での談話会始まる
戦争の本質を話す
真珠湾攻撃発表と謝恩会の出来事
 
第三章 山科刑務所京都拘置所
獄舎生活と教誨師
看守との対立
朝鮮青年虐殺されたらしく、私も半殺しの目にあう
驚く教誨師
予審判事の取調べ
長女和子との面接
酷寒の監房
公判前の田辺弁護士との面接
第一回公判
論告と弁論
判決の日
公判記録について
 
第四章 帰宅後
保護観察
留守中の子供たち
尊い友情
国賊扱いの妻子
人の情け
 
第五章 敗戦と新しい出発
藤井大丸から淀野重工業へ
和歌山大空襲に会う
八月一五日
社会運動に飛込む
 
私の見た小柳津 恒さん(松村茂)
小柳津 恒略年表(松尾尊兊)
著者あとがき