図書キョウ ト イウ ヒ オ イキテ000056541

きょうという日を生きて

サブタイトル1~10
教師・父母・生徒の考える「戦争と教育」
編著者名
埼玉県高等学校教職員組合 編
出版者
労働旬報社
出版年月
1970年(昭和45年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
13,353p
ISBN
NDC(分類)
372.1
請求記号
372.1/Sa24
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序 戦争体験を伝える意義(家永三郎)
 
第一部 真実を教えよ ―教育のなかの戦争体験
ひとの子の師のゆえに
「おれのあとに続け」教師だった(岡部一雄)
「生徒に生きる」ということ(設楽武五郎)
なみだの丘にたって(三上駿三郎)
中国少女との出会いと別れ(小林まつ)
ひとりの教師の力と団結(水谷泰子)
明日のためにこそ
亡き戦友への手紙(栗原克丸)
明日のためにこそ還らぬ日々を(山下楠一)
一五年間と二五年間(直木健)
旧制中学時代1―「援農報国隊」(生本隆一)
旧制中学時代2―軍事教練(高野茂二)
「妻があり子がある」教師(安間中)
軍歌とわたし(渡辺靖)
カーキ色の想い出(原国郁子)
「テンノーヘエカバンザイ」(山本英雄)
谷間からのレポート―ある戦中派教師の訴え(依田俊亮)
 
第二部 戦地も銃後もなく ―父として母としての民族的体験
帝国軍隊の告発
「立派な帝国軍人」づくり(戸口照夫)
海兵団への入隊(加藤次幹)
内務班の新兵さん(荒井敬正)
陸軍宣伝部隊に徴用されて(岡田謙一)
「八路軍兵士を突け!」(浅見万介)
マニラ日記(大木代助)
兵は人間に還る(柏俣長助)
生活の中の戦争
銃後の妻―当時の記(肥留川ナツ)
奪われた自由と青春(T・I生)
疎開前後―一九四四年冬のノート(早船ちよ)
爆弾の雨をくぐって(笠井とよ子)
慟哭をせおって(渡辺重一)
熊谷の空襲(笠原浩)
朝鮮で迎えた終戦(宇内光司)
私の中の八月一五日(柳瀬喬啓)
 
第三部 のびゆく大地の子等 ―高校生の戦争観と埼玉の教育運動
教育こそ憎い
「見はてぬ夢をいかにせん」(田村日出子)
大和撫子と「青酸カリ」(島居和子)
戦争の中に生きた母(飯野富士子)
教育こそ憎い―感状を喜ぶ父をみて(反町好子)
母に聞く戦争時代(岩沢啓子)
「戦争」を考える(杉本文江)
母は黙ってうつむいた(鶴谷礼子)
アメリ兵の捕虜をめぐって(細田瑞江)
父母の時代に生きていたら(町田正子)
太陽は誰れのうえにも(戸口光代)
戦争に疑問をもたない大人たち(関口吉男)
「高校生活の中にも影が」(新井明子)
平和・民主教育へのいとなみ
戦前に反戦・反帝の教育闘争にたちあがった埼玉の教師たち(井野川潔)
平和・民主教育への埼玉高教組のたたかい(山下楠一)
 
昭和教育史・埼玉地方史年表
あとがきによせて