大日本帝国の崩壊と引揚・復員
- サブタイトル
- 編著者名
- 増田 弘 編著
- 出版者
- 慶應義塾大学出版会
- 出版年月
- 2012年(平成24年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 228p
- ISBN
- 9784766419757
- NDC(分類)
- 369.37
- 請求記号
- 369.37/Ma66
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 文献あり 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 引揚・復員研究の視角と終戦史の見直し(増田弘)
第1章 大日本帝国の崩壊と残留日本人引揚問題
国際関係のなかの海外引揚(加藤聖文)
はじめに
ポツダム宣言受託と現地定着方針
東久邇宮内閣と残留日本人引揚問題の迷走
米国の対中政策転換と残留日本人の実現
おわりに
第2章 日本軍の武装解除についての一考察
(加藤陽子)
はじめに
武装解除をめぐる攻防
昭和天皇と遼東還附の詔勅
アメリカのジレンマ
実際の武装解除過程
おわりに
第3章 大陸引揚者と共産圏情報
-日米両政府の引揚者尋問調査(佐藤晋)
はじめに
進駐直後の情報要求
前期集団引揚と尋問調査
尋問からの「収穫」
日本側の協力体制
朝鮮戦争におけるインテリジェンスの失敗
日本政府の引揚調査
おわりに
第4章 中華人民共和国の日本人「戦犯」処理
-裁かれた「帝国」(大澤武司)
はじめに
不完全なる「敗者の帰還」
認罪と「帝国」
「戦犯」の帰還
おわりに
第5章 朝鮮半島からの引揚と「日本人世話会」の救護活動
-朝鮮総督府・京城帝国大学関係者を中心に
(永島広紀)
はじめに
民間人の引揚開始と「京城日本人世話人会」
事務局長・金子定一の去就
「在外同胞援護会」・「聖福病院」・「二日市療養所」
『京城日本人会会報』発行のあとさき
京城日本人世話会と森田芳夫
おわりに
第6章 ラバウルからの日本軍の復員過程(増田弘)
はじめに
終戦の過程
連合国軍(豪軍)への降伏過程
第8方面軍の解体と抑留過程
帰還準備と復員過程
おわりに
第7章 遺骨の帰還(浜井和史)
はじめに
復員・引揚にともなう遺骨の帰還
フィリピンからの遺体(遺骨)の送還(1949年)
おわりに
参考文献リスト
あとがき
索引
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