図書センゴ オキナワ ト ベイグン キチ000056389

戦後沖縄と米軍基地

サブタイトル1~10
「受容」と「拒絶」のはざまで1945~1972年
編著者名
平良 好利 著
出版者
法政大学出版局
出版年月
2012年(平成24年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
vi,420p
ISBN
9784588321290
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/Ta23
保管場所
閉架一般
内容注記
学位請求論文「戦後沖縄と米軍基地:沖縄基地をめぐる沖米日関係」(法政大学,2007年)を加筆修正したもの 主要参考文献:p398-410
和書
目次

序章 基地をめぐる政治史
問題関心
分析視角と先行研究
本書の構成
 
第1章 沖縄米軍基地の形成
日本軍基地から米軍基地へ
アメリカの極東戦略と戦後初期の米軍基地
本格的な基地開発への疑問
 
第2章 経済復興と沖縄の分離
沖縄反「農地改革」構想とその行方
基地縮小計画の浮上とその後退
対日講和と沖縄の国際的地位
祖国復帰運動と基地へのスタンス
 
第3章 軍用地問題の発生
買い上げ案から賃貸借契約へ
買い上げ案の再浮上
海兵隊の沖縄移駐と土地接収
沖縄代表団の第一次訪米
プライス調査団の来島
 
第4章 島ぐるみ闘争と日米交渉
日本政府の関与を求めて
日米折衝
アメリカの対応
日本政府排除の試み
 
第5章 土地使用の安定化と基地の拡大
一括払い政策の実施
岸訪米とその後
一括払い政策の再検討
沖縄代表団の第二次訪米と軍用地問題の解決
 
第6章 沖縄返還と基地のありかた
佐藤政権の取り組み
基地問題の非争点化
全軍労と「基地撤去」論争
「核つき返還」論の波紋
 
第7章 「基地反対」から「基地撤去」へ
主席選挙と基地論議
「二・四ゼネスト」の挫折から基地撤去闘争へ
「核抜き・本土並み」返還と基地機能の維持
基地労働者の大量解雇
 
第8章 軍用地の提供と基地の整理縮小
土地連と防衛施設庁の取り組み
賃貸料引き上げをめぐる政治過程
基地の整理縮小を求めて
 
終章 沖縄基地問題の香ず
アメリカの基地政策
基地に対する沖縄の政治指導者の態度
基地に対する日本政府の態度
 
註記
あとがき
主要参考文献
事項索引
人名索引