図書目録ヒゾウ テツドウシャシン ニ ミル センゴシ資料番号:000056372

秘蔵鉄道写真に見る戦後史 上

サブタイトル
昭和20年代
編著者名
須田 寛 監修/須田 寛 解説
出版者
JTBパブリッシング
出版年月
2012年(平成24年)10月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
159p
ISBN
9784533087387
NDC(分類)
686
請求記号
686/Su13/1
保管場所
開架大型
内容注記
文献あり 年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

戦後 鉄道の歩み-昭和二十年代-戦後復興期の鉄道 須田寛
空襲で大きな被害を被った日本各地の駅
復旧に向けて終戦直後から立ち上がる
家族の元へ! 故郷へ! こもごもの思いを乗せて復員列車が走る
買い出しで駅も列車も大混雑 人々は機関車までに群がった
北から南、南から北へと物資の輸送に活躍する貨物列車
車窓点描 富士山の絶景が乗客を癒やしてくれた
日本交通公社と運輸省
車窓点描 六十七・七パーミル勾配が立ちはだかる天下の難所・碓氷峠
車窓点描 木材の運搬に活躍した木曾森林鉄道
戦後復興の一翼を担った宇部炭坑産出の石炭
電車・機関車に新型車両が続々誕生
東海道本線に特急列車が復活 復興への一歩を踏み出す
東京へ! 東京へ!
増え続ける通勤客のラッシュに懸命に対処した国鉄
宇高連絡船で客車航送が始まる
陸奥の秘境を貫いて全通した釜石線
えっ、遺骨も!? 暮らしが上向くとともに忘れ物が増えていった
寸刻を争って新聞社から家庭に届けられる新聞の輸送に大活躍!
戦後六年
急行用の新型客車と特急用の食堂車が颯爽とデビューを飾る
切符の一生-ほとんど手作業で行われた
切符の製造から廃業までの工程
悲願二十年! 本州北辺にもようやく汽車がやってきた
津軽半島の東岸沿いに走る津軽線が開業
昭和二十年代も後半を迎えて東京の駅が次々に復興する
着々と復興が進む関西の駅
京都駅が鉄筋コンクリートで蘇った!
陰に日に、たくさんの人がそれぞれの持ち場で鉄道を支える
旅情たっぷりの船旅
本州と北海道を結んで津軽海峡を行き来する青函連絡船
雪国の冬は鉄道にとっては大敵だった!
“鉄道魂”が懸命に立ち向かって運行の安全を支えた
車窓点描 コウノトリ、玄武洞、城崎温泉、そして松葉ガニ・・・旅情豊かな城崎付近
鉄道開業八十年を迎えて全国各地で記念行事が開催される
東京駅では内田百閒が一日名誉駅長として駅員に物騒な訓示を与えた
鉄道ファンここにあり
マイペースで趣味にのめり込んだ長老たち
北から南から-貨車に積み込まれた物資が都会へと運ばれた
広大な操車場で大勢の職員が連携しながら貨車の組成と分解を行った
次の仕事に就くまでの短い時間内に手際よく・・・
旅客列車は客車区のヤードで清掃・整備された
昭和二十年代も後半に入って修学旅行が回復した
車窓点描 日本海に沿って北上する景勝路線
汽車から眺める絶景は時を忘れさせてくれた
たとえ行き先は近場でも新婚ほやほやの二人にはパラダイス
経済の回復とともに新婚旅行も増えていった
週末にどっと繰り出して羽目をはずしていた団体
大きな郵袋から仕分けして、行く先別の郵袋に詰め替え
郵便車は“走る郵便局”だった
“縁の下の力持ち”の寿命は十年余
年間四百万本以上も取り替えられていた枕木
車窓点描 富士山に心を躍らせた長距離列車の旅客
日本屈指の幹線東海道本線は景勝路線でもあった
引揚者を満載した帰国船が舞鶴港に入港
涙と笑顔の抱擁が岸壁で交わされた
東京で二番目、日本でも四番目の地下鉄が誕生
丸の内線池袋~御茶ノ水間が開業
駅のホームで一、二、三!
浜松駅の風物詩だったラジオ体操
東海道本線の電化工事が順調に進展、全線電化が迫る
車窓点描 知らない土地なのになぜか懐かしい
みちのくの風土が優しく迎えてくれた・・・
佐久間ダムの建設で水没!
飯田線の天竜川中流域で新線への大規模な切り換え工事が行われる
可部線が布から加計に延伸して国鉄の路線が二万キロを突破した
復興期に入って東京の駅が次々にモダンな駅舎に生まれ変わった
私鉄時代の名残を留めて・・・
ローカル情緒豊かな、身延線・飯田線を旅する
住民の安全を守ってくれた踏切番・・・
人間の営みと深く結びついていた踏切
車窓点描 箱根の山を巻き、富士の裾野を走る景勝路線
汽車ぽっぽから望む絶景には誰もが息を呑んだ
軌道の更新工事に新開発の機械が導入されて好成績を収めた
自動車の部品を利用してレールバスが試作された
直流に代わる交流電化の試験が仙山線仙台~作並間で始まった
強力な機関車が前牽き後押しで頑張った!
スイッチバックで急勾配を克服
そこには阿蘇五岳の絶景が待ち受けていた
東海道本線で強力な電気機関車と軽量客車を使ってスピード試験を実施
瞬間時速百二十三キロを記録して高速列車への道が開かれた
車窓点描 駅ごとにスイッチバックしながら汽車は喘ぎ上った
板谷峠の峻険は雪に覆われていた 奥羽本線
東京都大阪に割り当て事務所ができて
特急券の入手方法が改善された
車窓点描 北海道きっての長大路線
函館本線には見どころが溢れかえっていた
長くて短かったこの十年
苦難を乗り越えて国鉄は復旧・復興を果たした
年表・昭和20年代
特別寄稿 占領時代を駆け抜けた連合軍専用車 岡田誠一
コラム
空襲で被災した東京都電
あの手この手の都心部のラッシュ対策
線路の凍結もまた大敵だった
復元「義経」が「静」と再会、C58 195との並走も
クーポンの発行
駅のマスコット二体-渋谷のハチ公と浜松町駅の小便小僧
乗客の身も心も暖めてくれた「ダルマ・ストーブ」

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