図書ショウワ ノ リュウコウカ モノガタリ000056343

昭和の流行歌物語

サブタイトル1~10
佐藤千夜子から笠置シヅ子、美空ひばりへ
編著者名
塩澤 実信 著
出版者
展望社
出版年月
2011年(平成23年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
348p
ISBN
9784885462313
NDC(分類)
767
請求記号
767/Sh79
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
文献あり
和書
目次

第一章 昭和は佐藤千夜子で明けた
(大正末年~昭和十一年)
ラジオとレコードが流行歌を変える
西条八十・中山晋平のコンビ誕生
映像に歌の相乗効果
映画主題歌とレコードのタイアップ
古賀政男と藤山一郎、颯爽と登場
"肉弾三勇士"を各社競作
坂田山の心中事件が「天国に結ぶ恋」
西条八十・古賀政男の最強コンビ誕生
「東京音頭」ブームに全国狂乱
満鉄の図書館長から異色デビュー
レコードの検閲始まる
"道中もの"大流行
テイチク「東京ラプソディ」で大ヒット

第二章 戦時下にも歌は流れた
(昭和十二年~二十年)
日中戦争の戦火広がる
淡谷のり子、ついにブルースを歌う
映画『愛染かつら』の主題歌
「旅の夜風」
女優歌手・異色歌手のデビュー
軍歌一辺倒の中に「蘇州夜曲」
日米開戦で多量生産された軍歌
「金属製曲り尺八」「妖怪三弦」とは?
「海ゆかば」を國民歌に指定
敗戦は時間の問題

第三章 焼け跡によみがえった歌声
(昭和二十年~三十年)
"赤いリンゴに 唇寄せて・・・"
人気を独占した流行歌"三人男"
「異国の丘」作曲の吉田正デビュー
「青い山脈」作曲秘話
天才少女歌手・美空ひばり
朝鮮戦争の特需景気が生んだ歌
国民的人気番組「紅白歌合戦」はじまる
歌に残る"アメリカ占領の影"
歌謡界を制覇した十五歳の美空ひばり
歌でモンテンルパの戦犯減刑
"現代のシンデレラ"雪村いづみ
『君の名は』に銭湯ガラ空き

第四章 歌は時代に寄り添いながら・・・
(昭和三十年~四十五年)
「もはや"戦後"ではない」時代の到来
"低音ブーム"と美空ひばり塩酸事件
ロカビリー旋風の陰に「ナベプロ」あり
第一回レコード大賞は「黒い花びら」
六〇年安保と「アカシアの雨がやむとき」
「高校三年生」がコロムビアを救う
アイドル歌手の誕生
レコード製作に進出する芸能プロ
加山雄三=弾厚作の「君といつまでも」
ひばりの絶唱「悲しい酒」
GSのエレキ・サウンド炸裂!
和製ポップスの時代へ
フォークソングがブームに
「ざんげの値打ちもない」の衝撃

第五章 歌い継がれていく昭和の名曲
(昭和四十六年~昭和の終焉まで)
七〇年代歌謡曲を席巻した阿久悠
モンスターを生み出した背景
ド演歌「女のみち」「なみだの操」の連続ヒット
フォークと演歌のドッキング
見せる歌手の頂点、ピンク・レディー
「紅白」にみる歌と歌手の消長
「レコード大賞」と比較してみると・・・
こころに残るベスト・テン曲とは?
昭和の終焉とひばり最後の絶唱
現代を代表する"こころの歌"は・・・

あとがき
参考文献