私の八月十五日

序文
　
一章　玉音放送
敗戦の命日（吉川秀雄）
長い一日（谷本庄一）
決死の脱出行（久保久太郎）
軍靴（黒川成幸）
私の応召日記（亀井昌雄）
遅かった決断（守谷博）
　
二章　軍需生産
空襲の恐怖（岡本憲三）
平和の尊さ（三宅憲夫）
戦争の傷痕（前川㤗）
出動命令（宮西作太郎）
盧溝橋事件から引揚げまで（三宅友七）
　
三章　高松空襲
熱く長かった高松空襲の夜（大住一寿）
高松戦災前後の囲りの人々（古川倫子）
空襲夜話（東原寛三）
私の昭和二十年始末記（高木盛義）
　
四章　原子爆弾
黒い雨の恐怖（田面廣一郎）
破壊（榎並清孝）
漂う敗戦後の不安感（谷上寿生）
　
五章　通信隊
勝利の戦いから敗戦まで（田中義徳）
望郷の日々（佐々木肇）
飛び交う情報の中で（中原直義）
寿命はわからぬ（大石一句）
　
六章　南方戦線
比島沖海戦の回想（重野清）
南海の孤島・ブーゲンビル（木村利之）
死線を越えた者（藤沢康雄）
　
七章　終戦の後
青春のすべては軍隊にあり（野上文市）
シベリア抑留（武田徹郎）
満州で迎えた八月十五日（松川秋平）
子等みなの安けき復員（かえり）（（故人）篠原宗芳）
　
八章　再建
前途を憂う（小夫格之助）
天からの審き（福岡昇）
平和のありがたさ（上村康夫）
戦争を知らない世代なりの『八月十五日』（合田敏行）
　
編集後記