8・15を読む・語る
- サブタイトル
- 編著者名
- 日本はこれでいいのか市民連合 編
- 出版者
- 第三書館
- 出版年月
- 1982年(昭和57年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 220p
- ISBN
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/N71
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 執筆:色川大吉ほか
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
被害者が一転して加害者と化していくシステムの中で(小田実)
日本軍が60年前に犯した、「ソンミ」以上の虐殺を知れ(西田勝)
殺すことが誉められ、殺されることが当り前になる戦争(郷静子)
敗戦の日、口笛で「インター」を吹いた天皇の同世代人(風間道太郎)
自衛隊は韓国人の反全斗煥蜂起への対処を最重視する(梅林宏道)
教科書改悪の行きつく先を示す、反面教師としての詩(加納実紀代)
日本兵の疲れきった顔の羅列に、芸術的感動がある(佐藤忠男)
仕掛人の足跡をくらます砂埃のなか、戦争の足音が…(高良留美子)
時流に呑みこまれないために保ちつづける「優しい狂気」(鶴見良行)
文字づらだけで堅持する「非核」と「平和」のウソ(「狭間組」・中山千夏/矢崎泰久)
日本の敗戦日は8・15ではなく、沖繩の陥ちた6・23だ(古屋能子)
「神宮山のカボチャ畠に登ったとき、兵士が死んでいた」(李恢成)
忍び寄ってくる古い歌をはねつけるための、「国歌」(林光)
戦争からうけた体験、天皇からうけた屈辱を忘れない(日高六郎)
一切の平和論がここに帰る他ない原点としての「反核」(平井啓之)
神が求めるのは人間、人間に対する奉仕である(森山忞)
玉音放送を「対ソ宣戦詔勅」と信じた軍国少年はいま…(吉川勇一)
戦争と2つの死をめぐって、「散華」と人民の軍隊を考える(福富節男)
2次大戦の終点、3次大戦の原点としての広島・長崎(武谷三男)
「釈にも儒にもあれ、吾人いずくんぞ袂を連ねざらんや」(小田切秀雄)
37年目ごとの「北方脅威」論に2度とだまされないために(色川大吉)
自分の中に闘う市民の原理をつくってもらいたい(角南俊輔)
「少し貧しくなる」という大変な決心こそが必要(渡辺勉)
おわりに
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