図書センゴシ ノ ショウタイ000056086
戦後史の正体
サブタイトル1~10
「戦後再発見」双書;1 1945-2012
編著者名
孫崎 享 著
出版者
創元社
出版年月
2012年(平成24年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
xi,386p
ISBN
9784422300511
NDC(分類)
319
請求記号
319/Ma29
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:p377-380
和書
目次
はじめに
序章 なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか
日本の戦後史は、「米国からの圧力」を前提に考察しなければ、その本質が見えてきません
第一章 「終戦」から占領へ
敗戦直後の一〇年は、吉田茂の「対米追随」路線と、重光葵(まもる)の「自主」路線が激しく対立した時代でした
第二章 冷戦の始まり
米国の世界戦略が変化し、占領政策も急転換します。日本はソ連との戦争防波堤と位置づけられることになりました
第三章 講和条約と日米安保条約
独立と対米追随路線がセットでスタートし、日本の進む道が決まりました
第四章 保守合同と安保改定
岸信介(のぶすけ)が保守勢力をまとめ、安保改定にものりだしますが、本質的な部分には手をつけられずに終わります
第五章 自民党と経済成長の時代
安保騒動のあと、一九六〇年代に日米関係は黄金期をむかえます。高度経済成長も始まり、安保保障の問題は棚上げされることになりました
第六章 冷戦終結と米国の変容
冷戦が終わり、日米関係は四〇年ぶりに一八〇度変化します。米国にとって日本はふたたび「最大の脅威」と位置づけられるようになりました。
第七章 9・11とイラク戦争後の世界
唯一の超大国となったことで、米国の暴走が始まります。米国は国連を軽視して世界中に軍事力を行使するようになり、日本にその協力を求めるようになりました
あとがき
資料
年表
INDEX