息子をもどいとうせ
- サブタイトル
- 平和への願いをこめて;18 四国編
- 編著者名
- 創価学会婦人平和委員会 編
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1988年(昭和63年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 355p
- ISBN
- 4476075185
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/18
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
息子をもどいとうせ
麻の背広に込められた「保」の青春(井上喜代寿)
たった一人の息子を戦死させて(中平保恵)
山里深く響いた母の歎き(寒川キミ)
偶然見つけた一枚の写真(久米つるゑ)
息子はオリーブの島に帰らなかった(高橋トミエ)
息子よ、生きていて(眞柴アヤノ)
わが子「幸夫」を犬死させんなあし(山本マサ子)
母に届いた四十一年後の礼状(諏訪安治)
晴れ着の葬式(石川ハルエ)
遠ざかる足音(倉橋シゲノ)
仏間に並んだ七つの骨箱(湯浅竹野)
終戦一か月後、バギオに散った兄(野村保子)
ロウソクの火は揺れなかった(中山隆江)
四十年後の母の命日(高橋久子)
息子は幡多の三勇士(永沢益代)
公報の届いた日、母は薄暗い部屋で(岡崎悦子)
南の楽園・パラオ島清水村(小笠原みどり)
五人の息子は母のもとに帰らず(香川澄子)
軍国の母としての陰で(安岡静恵)
毒ガス島の爪跡
毒ガス後遺症をかかえて(伊藤一江)
「久野島行き」が父を殺した(藤原操)
疎開してきたドラム缶(橋本菊江)
発煙筒工場に勤めて(濱家愛子)
≫解説≪毒ガス島・大久野島
外国人捕虜との交流
なぜ父はBC級戦犯なの(伊藤栄子)
新居浜の青い目の兵隊さん(桝野松子)
讃岐うどんを食べた捕虜たち(白井ツヤ子)
≫解説≪四国における捕虜収容所について
船と共に消えた男たち
「フネヲモッテスグヒロシマニユケ」(宮崎春恵)
徴用船からの手旗信号(鴻農ツマ子)
船と共に消えた父(浜野美恵子)
父は近海警備船で戦死(宇野操)
修羅のごとく島に生きて(野田玉江)
特攻家族の嘆き
夫は「紫電改」の生き残り(宮崎カツヨ)
真珠湾攻撃と三机(菊池スズエ)
兄を神風特攻隊で亡くして(高木貴美子)
大空に散った兄(梶野久恵)
銃後を支えた女たち
十二歳の学徒動員(宮城スエ子)
戦争を引きづった四姉妹(山本弥生)
紅もささずに逝った娘の青春(大原栄子)
幼子を抱え「浜子」に生きる(平尾ハルエ)
塩田での重労働の日々(柳生チエ子)
≫座談会≪女たちによる普段着の平和運動(武田英子ほか)
≫コラム≪
あとがき
編集後記
寄稿者一覧
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