図書カク ジダイ ノ シ ト セイ000055943

核時代の死と生

サブタイトル1~10
長崎にあって哲学する;[正]
編著者名
高橋 眞司 著
出版者
北樹出版
出版年月
1994年(平成6年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
355p
ISBN
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/Ta33
保管場所
閉架一般
内容注記
文献目録死について:p331-346
和書
目次

深い人間愛の凝集(肥田舜太郎)
自序
第1篇 原爆死没者と生存被爆者―死没者対策の意味するもの
はじめに 主題について
死のテーマ―主題の永遠性と現代性
生と死に関する予備的考察
死をかなしむ
死者と生者―葬儀の意味するもの
死と人間の自由
原爆死について
原爆死没者対策―被爆死者への弔慰
なぜ, いま, 死没者なのか?
死者への弔慰はいかにして可能か?
むすび(共にあること)
 
第2篇 痛苦・苦悩・使命―被爆者をどうとらえるか
はじめに 主題と構成
原爆と人間の遭遇
「原爆地獄」の再構成
「むごい死」
「むごい生」
痛苦・苦悩・使命―被爆者をどうとらえるか
被爆者―死者・生者
二つの被爆者像
痛苦・苦悩・使命―被爆者像の形成
被爆者医療と「医の倫理」
政治と被爆者医療
核時代における「医の倫理」
むすび 被爆者とともに
 
第3篇 被爆者問題研究の新段階
原爆被害と被爆者の訴え
長崎の被爆者
被爆による不利意識の構造
原爆被害の特質
被爆者の訴えと要求
原爆被害と被爆者の訴え
被爆者問題研究の新段階
被爆40周年―二つの被爆者調査
被爆者問題研究の新段階
被爆体験の概念的公正
はじめに
非常死としての原爆死
人間の非人間化
人間性の喪失
死の罪意識
むすび
被爆者の死と生
はじめに 課題と方法
被爆者の死
被爆者の生
原爆地獄
被爆者の願い
むすび
 
第4篇 長崎原爆の思想家をめぐって―永井隆と浦上燔祭説
長崎原爆の思想家をめぐって―永井隆から秋月辰一郎へ
はじめに
永井隆と長崎
浦上燔祭説
浦上燔祭説の背景と意義
むすび
長崎の鐘再考―永井隆と浦上燔祭説
はじめに
永井隆の生涯
浦上燔祭説
浦上燔祭説の背景・意義・批判
むすび
 
第5篇 現代の地獄めぐり―核と人間
はじめに
現代の地獄めぐり
原爆地獄
漂流から抵抗へ
むすび
 
第7篇 平和・愛・信仰―私の人生観
序詞 ダヴィデの詩
はじめに
戦争と平和

信仰
むすび
 
結語 平和の追求―個性と創造性とをもって
あとがき
 
資料篇
原爆被爆者対策の基本理念及び基本的在り方について
「原爆を砂漠国民法廷」長崎法廷審判文
原爆被害者の基本要求
 
文献目録 死について―《世界文芸史》の構想より
人名索引
事項索引
初出一覧