図書ゲンバク ゼンゴ000055928

原爆前後 52

サブタイトル1~10
編著者名
出版者
思い出集世話人
出版年月
1982年(昭和57年)4月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
132p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/G34/52
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
奥付の発行所表記:白井秀雄宅 執筆:八木改造
和書
目次

原爆被災当時幸町工場附近の概要推定図
 
第一部 運命の街
加工外注課及び幸町工場
昭和二十年二月より七月中旬までの長崎
七月末及び八月一日の長崎空襲
 
第二部 炎の街
八月九日朝の加工外注課事務室
迫り来るB29の爆音
新型爆弾炸裂
意識回復
加工外注課事務室よりの脱出
被爆直後の井樋ノ口附近
加工外注課員との出会い
銭座町方面へ脱出の試み
兵器茂里町工場への突入
浦上川渡河
竹ノ久保町、長崎病院前附近
竹ノ久保町より飽ノ浦へ
飽ノ浦の下宿の夜
熊本県宇土半島より見た長崎方面の夕景
 
第三部 虐殺の街
必死の出勤支度
幸町工場及び加工外注課詰所の被災状況
井樋ノ口附近の状況と加工外注課長の容態悪化
立神救援隊による加工外注課詰所の捜索及び浦上方面調査に単身出発
惨、浜口町工場
八月十日、松山の辻
城山町附近の状況
三菱病院、浦上分院跡で拾った原爆攻撃予告ビラ
井樋ノ口への帰還
 
第四部 混迷の街
幸町救援隊の発足
新興善校の惨状とソビエット参戦
敵機爆音、炎天下での救援活動及び終戦のうわさ
八月十六日、原子野で聞く終戦詔勅
原爆恐怖後遺のなかでの救援活動
B29超低空飛行と俘虜の帰還
氏名不詳の死体検案書及びよみがえってきたはえ
幸町工場泊りこみの救援作業及び下痢に悩まさる
救援隊及び家族らによる行方不明者の捜索
 
第五部 恐怖の街
長崎に七十五年間は住むことができぬ
友人の奥さんの原爆死
中西加工外注課長をしのぶ
あい次ぐ知人の死及びアメリカが毒ガスをまいたうわさ
私の体験、恐怖の脱毛
私の体験、恐怖の出血
いつまでも続く原爆症の恐怖
私の体験、白血球の減少
 
第六部 精霊の街
原爆犠牲者の精霊流し
父と幼な子との二人で流す小さな精霊舟
 
あとがき
本記録発表の経緯と各部の意義、その他
原爆症と酒
そろばんのこと
ローマ法王平和アピールの短歌