図書ジュンセンジカ ノ ロウドウ モンダイ000055817

準戦時下の労働問題

サブタイトル1~10
編著者名
国策研究会 編
出版者
東京講演會出版部
出版年月
1937年(昭和12年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
2,6,6,260p
ISBN
NDC(分類)
366
請求記号
366/Ko51
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はしがき
 
我國産業經濟の劃期的轉換(高橋龜吉)
現在の重工業景氣を如何に見るべきか
世界的な軍擴運動の原因
日本の擡頭と白色人種の不安
ロシアの軍擴が投じた波紋
我國重工業發展は一時的のものに非ず
我國が重工業發展に惠まれている理由
重工業の發達が國力に及ぼす影響
植民地開發の先決條件
赤字公債の消化力は何に依存するか
重工業發達に對する根本的對策が必要
 
轉換期に於ける勞働對策の主眼點(吉阪俊藏)
重工業の發達が勞働者に及ぼした影響
災害增加の原因
今後の勞働對策の眼目
 
熟練工の中堅幹部養成が必要(中央工業陸軍少將・星川久七)
熟練工養成の實際(川崎造船所海軍少將・久原福松)
勞働時間制定に伴ふ勞働問題(東京製鋼川崎工場長・篠崎亦一郎)
勞働資源の不足は如何なる影響を生ずるか(野村證券株式會社東京支店重役・飯田清三)
滿人勞働者の使用を考慮(昭和製鋼所常務取締役・神鞕常孝)
勞働者の健康問題と家族手當の目的(藤倉電線株式會社・宮尾武男)
世界的熟練工不足の時代(三井合名會社調査部・瓜生春雄)
海軍工場の勞働對策(海軍省艦政本部第四課長海軍主計大佐・桑原憲)
災害防止策に腐心(日本製鐵株式會社總務部長・橋本芳雄)
重工業に女工使用は考へもの(内務省社會局勞務課長・安積得也)
臨時工の激增に就て(警視廳工場課長・鈴木宗正)
専門的勞務管理士が必要(日本電氣工業株式會社勞務課長・羽生計三)
所感(内務次官・廣瀨久忠)
質疑に答へて(高橋經濟研究所長・高橋龜吉)
國防上女工の訓練も必要(川崎造船所海軍少將・久原福松)
獨逸に於ける戰傷者保護の實例(富士電機製造株式會社取締役・中上川鐵四郎)
機械工養成所に就て(東京府職業課長・糸井謹治)
職業觀念の稀薄な中等學校卒業者(芝浦製作所・三井寛彌)
勞働者の技術向上に努めよ(昭和製鋼所・水津利輔)
官民協力して熟練工の養成に努めよ(内務省社會局事務官・武島一義)
從業員養成失敗の經驗(日本製鐵株式會社・佐藤正義)
人的資源の育成に努むべし(企畫廳調査官陸軍歩兵大佐・櫻井省三)
旋盤工は一ヶ月で養成出來る(三菱電機株式會社顧問・大内愛七)
勞働運動に無用な刺戟を避けよ(内務省社會局勞政課長・森部隆)
賃金・災害・勞働時間・其他(社會局参與・吉阪俊藏)
 
附錄
勞働時間制限に關する官民當事者の見解(勞働事情調査所)