石川の戦後５０年

発刊にあたって(北國新聞社代表取締役社長・飛田秀一)
プロローグ　追憶の昭和二十年代(西義之)
　
第一部　写真で綴る昭和20～30年代
香林坊・片町
トークエッセイ　"ヤミ市"の活気(浅田二郎)
武蔵ケ辻・横安江町
エッセイ　ビルに沈む太陽(国本昭二)
金沢駅周辺
浅野川と金沢北、東地区
エッセイ　瀬音を聞きながら(森井道男)
犀川と金沢南、西地区
エッセイ　成り木の町(井上雪)
昭和29年金沢市街地図
金沢旧市街の町名・地名
加賀の街角
エッセイ　混沌の時代の郷士(池端大二)
県縦断駅伝(昭和33年)
能登の街角
エッセイ　疎開っ子の五十年(小林良子)
石川の子供たち
村と町の暮らし
かがのと四季の遊び
　
第二部　半世紀の歩み
石川を揺るがせた事件
隣県への空襲と敗戦
福井大地震
内灘闘争
町村合併問題
60年安保闘争
大日川ダム建設
小松基地騒音訴訟
自衛隊機、金沢市街墜落
市電暴走横転事故
北鉄の路線
河北潟干拓事業
三八豪雪
水害の記録
大火の記録
国鉄能登線
金沢火電反対運動
カドミウム汚染問題
七尾火電反対闘争
北陸自動車道建設
志賀原子力発電所
手取川ダム
北陸新幹線
その他のできごと
みんな知ってるあの人
石川スポーツ列伝
　
第三部　戦後50年の遺言状
プロローグ
終戦の涙
8・18県庁乱入
現美の軌跡
戦時中の作家たち
加賀陸軍　夢の跡
大陸の中西、岡
安田　北元　二つの出発
皇軍から革新へ
革命と任侠と
金融合併の嵐
女たちの黎明
焼け跡なき闇市
裸一貫からの奮闘
飢餓線上の人々
群がる詐欺師たち
海軍館分捕れ
美術王国の礎
「文華」創刊
鴨居玲の青春
福井大地震
海田善作事件簿
中国人労働者が暴動
璽光尊を逮捕
切られた天狗橋
城下町の星条旗
進駐軍、金沢へ
アメリカの味
「米国の正義」
コンデー大尉
民主主義の教室
新制高校の誕生
男女共学元年
桜丘弁論部の群像
二十年代の熱い青春
金沢文化と勁草書房
赤旗と白足袋
地場金融の労使対決
小松製作所百日争議
井村VS北鉄労組
内灘闘争
内灘・前夜
一時接収決定
試射第一弾
革命への拠点
永久接収浮上
「英雄」となる出島権二
外部勢力排除へ
反基地闘争の原点
砂の嵐やんで
ベッドタウン内灘
片町エレジー
裏通りの昭和三十年
裏社会の戦後派たち
パチンコ利権で夜襲
金石猟銃殺人事件
両派一触続発
百日抗争　無条件和解
繁栄続ける不夜城
古美術繁盛記
名宝展に経済人の力
防げぬ名品流出
風流実業家・中村栄俊
金沢の目利きたち
ひげと空港
腹の内の基地誘致
防衛庁への直談判
百年の大計　民間航空
騒音の下の市長選
果てしない遺恨試合
重み増す民航
消えた旋風
辻政信　政界へ
全国「革新」、石川"辻教"
常勝辻に孤影
ラオス潜入、帰らず
進歩派と呼ばれて
四高そして金大
売り出した論客
前田慶穂の深い挫折感
「保守反動」の回想
反大資本の一致点
金沢去る学者たち
安保残映
「容共左派」の県評
社共共闘　一瞬の夏
進む社共分裂
永遠の亀裂
対立する岡と県評
豪雪踏んで
白魔襲来
森茂喜の大きな貸し
中西陣営の名参謀
学者候補に現実の壁
益谷の後ろ盾
超長期県政の幕開け
「全国平均」目指す道
女の時代
引き揚げ船上の二人
女の自立目指す道
"リブ"の火の手
石本茂、入閣
道なき道を行く
前田家の人々
当主利為の戦死
"無血革命"の衝撃
"姫君"のナイトクラブ
「最後の貴族」
「自力で食え」
金沢詩情
戦争が生んだ詩人
"眠気を誘う町"離れ
土着の作家たち
絵かき人生
"戦争画家"宮本
金沢モダニズムの残照
北方の画家
終末の予感
母なる海へ
原子の火まで
手取川ダム建設
消えた内灘火電計画
七尾火電反対運動
原発をめぐる対立
糸、鉄、そして…
織物南北戦争
苦闘重ねた鉄工魂
県外資本との攻防
逝く人、来る人
中西知事八選
最長記録残し逝く
連立与党、谷本を擁立
後進性は脱したが
文化こそ
産業としての視点
「石川の夢」は
　
第四部　わが町わが時代
金沢市
七尾市
小松市
輪島市
珠洲市
加賀市
羽咋市
松任市
山中町
根上町
寺井町
辰口町
川北町
美川町
鶴来町
野々市町
河内村
吉野谷村
鳥越村
尾口村
白峰村
津幡町
高松町
七塚町
宇ノ気町
内灘町
富来町
志雄町
志賀町
押水町
田鶴浜町
鳥屋町
中島町
鹿島町
能登島町
鹿西町
穴水町
門前町
能都町
柳田村
内浦町
　
第五部　年表
　
凡例