図書目録マボロシ ノ コエ資料番号:000055699

幻の声

サブタイトル
NHK広島8月6日 岩波新書;新赤版236
編著者名
白井 久夫 著
出版者
岩波書店
出版年月
1992年(平成4年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
5,246p
ISBN
4004302366
NDC(分類)
916
請求記号
916/Sh81
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 声が聞こえる
一通の手紙
田辺澄子の問い
ラジオ誕生五〇周年の試み
一枚の絵・大阪を呼ぶラジオ
『日本放送史』唯一の被爆記
「まぼろしの声」を企画する
 
第二章 それは女の声か
NHK原爆之碑
執念の名簿
三人の女子アナウンサーがいた
女の声を聞いた
女性技術者・村上フユ子の証言
女性タイピスト・深井雪野の証言
田辺澄子の「ヒロシマ」
死者を数える
 
第三章 男の声も流れた
マイクはふきとんだ―第二スタジオ・古田アナウンサー
増幅器は振れていた―調整室・寺川政雄
それは父です―倉田ディレクター・遺族
放送所も呼んでいた―西崎俊夫・武田要・松岡巌
複数の声が連絡を求めていた
誤操作ではない―調整室・寺川政雄
ヒロシマの声が聞こえる―放送所長夫人・堤ハツネ
 
第四章 最後の声
放送を停止せしめざること
ひとつの命令・五つの空襲
放送局の朝
そのときラジオは……
「電波をだせ」
午後、連絡線は確保された
黄昏の放送所
失われた一日
 
第五章 警報放送はあったか
誤解された警報放送
警報発令は司令部壕内で死んだ
古田アナウンサーはどこにいたのか
手にした原稿は?
すべては四三秒以内のこと
 
第六章 警報の遅れ、それは……
警報の遅れはくり返された
発令者は誰か
作戦室の主役たち
たち遅れた中国軍管区
五〇九混成群団・新しい作戦
死者一五%の違いか
ラジオの遅れ
 
第七章 死者たちの声
「カ細イ 静カナ言葉」
最後の犠牲者
「天ノ命ナランカ」
闇に沈む声
 
エピローグ 死すとも乱さぬ声
 
あとがき

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