図書ヒロシマ ゲンバク ノ ギモンテン000055660

広島原爆の疑問点

サブタイトル1~10
編著者名
宍戸 幸輔 著
出版者
マネジメント社
出版年月
1991年(平成3年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
314p
ISBN
NDC(分類)
217.6
請求記号
217.6/Sh91
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
 
Ⅰ アメリカは、なぜ広島原爆を敢えて決行したのかについての疑問点
アメリカは、日本が降伏寸前であることを知っていた
「暫定委員会」は、「日本・原爆投下」の方法論から出発した
アメリカ大統領は、「原爆・日本投下」の猛反対を黙殺した
グルー国務次官が、最後まで主張した「対日・和平工作」
アメリカは、天皇が和平工作を熱望していることを知っていた
日本政府は、虚々実々の米ソ間の外交戦を全く知らなかった
アメリカ謀略とソ連謀略の狭間にあった広島原爆と日本降伏
 
Ⅱ ソ連は、なぜ中立条約を破ってまで、対日参戦したかについての疑問点
あまりにも、いい加減な「ソ連・対日宣戦布告文」の内容
ソ連は、自国の国営のみを考える”山賊国家”である
 
Ⅲ 日本政府には、広島原爆の責任は、はたしてなかったのかについての疑問点
単純な日本政治家の頭では、外交戦争に勝目がない
思わぬ”失言”が、外交上の利敵行為ともなる
 
Ⅳ アメリカ空軍は、どのようにして、広島原爆作戦を成功させたのかについての疑問点
アメリカは対日・原爆投下作戦に全力を傾注した
「エノラ・ゲイ」から見た不気味な被爆広島の上空の惨状
「ルメイ作戦」に、完全に眩惑された広島防空体勢
疲労困憊していた中国軍管区司令部の失敗
防空体制の不備を、証明する四つの記録
 
Ⅴ アメリカは、どのようにして、原爆製造を成功させたのかについての疑問点
原爆作戦・成功の鍵はグローブス少将唯一人の手にある
できるだけ大量の日本人の殺戮を主張する男
越権行為とも思われるほど、強引なグローブス少将
 
Ⅵ 広島原爆は、なぜあのように被害が甚大であったのかについての疑問点
「月曜日・午前八時十六分」という時間の持つ意味
さらに被害を倍増させたのは、最悪の潮汐状況
超大型の枕崎台風により、再び奈落の底へ
 
Ⅶ 広島の陸軍部隊は、どのように複雑な変化をしたのかについての疑問点
本土決戦近づき、「広島」の軍事上の重要性増す
原爆の目標に選ばれた「軍都・広島」の実態
広島原爆史の中心となるべき「中国軍管区司令部」
 
Ⅷ 広島原爆で、アメリカ兵捕虜は、何人被爆死したのかについての疑問点
如何にも、まことしやかな新聞報道の連発
八月二日現在、中国憲兵隊司令部に十一名のアメリカ兵捕虜
八月三日、撃墜されたB24一機の九名が加わる
 
Ⅸ 広島原爆の人的被害数字は、なぜ正確でないのかについての疑問点
今となっては、どうしようもない「出鱈目統計数字」
後世までも、勝手に一人歩きする「出鱈目な統計数字」
すべての統計数字は、大変な間違いであると断定する
醜態を暴露している資料館のパンフレット
比較的納得のできる統計数字の私案
 
Ⅹ 広島・原爆資料館の使命は、果たして那辺にあるのかについての疑問点
外国人達に全くアピールしない”原爆展示物”
”放射能”の特異性がない広島・原爆資料館
 
Ⅺ 二つの原爆・記録映画は、なぜ重要視されないのかについての疑問点
「幻の映画」と大騒ぎされて、苦笑する日本映画社
被爆市民・感情を無視した「10フィート・運動」
 
Ⅻ 問題の「原爆写真」に対する中国新聞社、NHKの基本姿勢についての疑問点
青天の霹靂、一変して”恐怖のどん底”
何のことはない。問題は中国新聞社の社内に
二十年間の調査で、その真相が殆ど判明
広島NHKの独断と偏見で、火薬庫が大爆発
仁科記念財団・横山事務局長の勇気ある決断
中国新聞社・山本朗社長に提出した書翰の概要
どんなに頑張っても、「将校」は「巡査」にはかわらない
NHKの独断と偏見を、これ以上絶対に許せない
NHKに、「マスコミ暴力」の恐れはないか