ビル・アンダーソンの昭和史
- サブタイトル
- 日本軍の捕虜から世界企業NCRのトップへ Corporate crisis NCR and the computer revolution
- 編著者名
- アンダーソン ウィリアム・S 著
- 出版者
- 原書房
- 出版年月
- 2012年(平成24年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- xvi,356p,図版[16]p
- ISBN
- 9784562047499
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/A46
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
日本語版の読者へ(ウィリアム・S・アンダーソン)
謝辞(ウィリアム・S・アンダーソン)
本書に寄せて(ニコラス・F・ブレイディ)
1 消え去った世界
生まれ故郷
父の死と新しい生活
長江の大洪水
2 上海での幕間劇
中華民国
國際都市での少年時代
イギリス式のパブリック・スクール
家族の不幸
3 あらたな門出
日中戦争の新展開
漢口から避難する
香港のホテルに就職
4 侵入と敗北
香港義勇防衛軍
香港の戦い
ディスパッチ・ライダー
5 捕虜
囚われの身
脱走の可能性を考える
収容所の食生活
幸運の兆しか
6 戦時下の日本で生き延びる
移送船の悲劇
移送戦で日本へ
名古屋郊外・鳴海の収容所
点呼、点呼、点呼
残虐な体罰
昭和東南海地震
7 もはや日は昇らず
日本の敗色
富山大空襲
終戦
アメリカの病院船
8 イングランドと再出発
空母インプラカブルでカナダへ
カナダ横断
いよいよ英国へ
NCRに入社
英国NCRのメンターたち
9 中国行きのスローボート
スエズを経て遥か香港へ
香港NCRに着任
家をみつける
10 香港での成功
お客様を利するセールス
英中バイリンガルのメリット
金融混乱と通貨改革
戦犯裁判の証言で日本へ
鳴海キャンプ再訪
11 思いがけない展開
妻ジャニスとの出会い
占領下の東京で
耐乏時代の祝宴
12 罪にふさわしい罰
横浜裁判
日本におけるNCR
後藤兄弟
戦後初の外資系企業
13 単刀直入に話すがよい
アメリカを大旅行
極東のプロジェクト
香港の新社屋
信念を曲げない
仏頂面のCEO
ふてくされたボス
14 ふたたび日本へ
母の死
社宅への投資
青天の霹靂
日本NCRへ
日本経済の奇跡の始まり
会計機事業の発進
15 拡大する役割
終戦直後の日本
大磯のモデル工場と、溜池のランドマーク
元連合国の捕虜
組合
16 新しい波
エレクトロニクス時代へ
一九六〇年代の躍進
IBM神話の壁
教師としての役割
藤山ファミリー
17 過去の亡霊たち
キャッシュ・レジスターの独自性
会計機の始まり
パンチカードとIBM
商用コンピュータ「ユニバック」の登場
コンピュータ革命への対応
GEとの契約
16 新しい世代、新しい希望
次期コンピュータ問題
大規模システム開発の遅れ
315コンピュータ・シリーズ
センチュリー・シリーズ
社内情報の迷宮化
19 製造業が陥ったジレンマ
壮大で精緻な丼勘定
モンスター工場の化石
20 高すぎた和睦の代償
高止まりした労賃
独立組合の発足
対決への道
21 製品を売る
セールス技術のパイオニア
販売代理店を支社に転換する
コンピュータ・マーケティングの時代へ
22 さらに好機を逸する
製品開発計画の欠陥
電子式の銀行用記帳機
テンキーにたいする偏見
小型計算器市場での失敗
23 経営陣の刷新
取締役会の「不満の冬」
トップ交代へ
カーメルでの会合
NCR本社取締役会
社長就任
24 社員の複雑な反応
NCRの持つ強み
リーダーとしての能力
経営の効率化
25 将来のためのロードマップ
電子革命への対応
大手スーパーと電子ターミナル
大まかな戦略
システム開発
26 分散せよ、さもなくば死だ
人員過剰
ゼイ肉を落す
激化する競争と製品開発
清蔵フィロソフィーの転換
27 新しいマーケティング体制
業種別特化
極東での体験を糧に
28 経営管理という難題
財務管理の改善
書類の増殖退治
風変わりな新製品
グローバル企業の人事管理
マネージャーを国際化する
NCR経営体制の改革
29 成長のためのステージを整える
エレクトロニクス化と工場群の縮小
労働組合との交渉
UAW会長との秘密会議
経費削減
子会社売却と買収
次期リーダーを選ぶ
30 成功した後の生き残り戦略
めざましい達成
成功後のマネージャー
サクセス・シンドローム
会議という慣行
31 交信終わり
引退への地ならし
一年の休暇を経て
報いられた人生
〔付録1〕「変化を通して進歩する」 一九七二年~一九九一年
〔付録2〕NCR臨時株主総会における最高経営責任者C・E・エクスレー二世の挨拶 一九九一年九月十三日
訳者あとがき
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