図書ショウワ リクグン ノ キセキ000055569
昭和陸軍の軌跡
サブタイトル1~10
中公新書;2144 永田鉄山の構想とその分岐
編著者名
川田 稔 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2011年(平成23年)12月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
343p
ISBN
9784121021441
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/Ka92
保管場所
開架一般
内容注記
記述は再版(2012.1)による 参考文献:p334-343
和書
目次
プロローグ 満州事変―昭和陸軍の台頭
第一章 政党政治下の陸軍―宇垣軍政と一夕会の形成
二葉会と木曜会
一夕会
第二章 満州事変から五・一五事件へ―陸軍における権力転換と政党政治の終焉
満州事変前夜
柳条湖事件と陸軍中央
犬養政友会内閣の成立と荒木陸相の就任
第三章 昭和陸軍の構想―永田鉄山
国家総動員論
国際連盟批判と対中国政策
第四章 陸軍派閥抗争―皇道派と統制派
陸軍中央における派閥対立
隊付青年将校と陸軍パンフレット
派閥抗争の激化と永田軍務局長の暗殺
第五章 二・二六事件前後の陸軍と大陸政策の相克―石原莞爾戦争指導課長の時代
華北分離工作と二・二六事件
石原の対ソ戦略と対中国政策の転換
盧溝橋事件と石原・武藤の対立
第六章 日中戦争の転回と東亜新秩序
戦争の拡大と戦線の膠着
近衛内閣の東亜新秩序声明とその反響
第七章 欧州大戦と日独伊三国同盟―武藤章陸軍省軍務局長の登場
総合国際案の策定と大東亜新秩序建設
南方武力行使論と独英戦の行方
第八章 漸進的南進方針と独ソ戦の衝撃―田中新一参謀本部作戦部長の就任
英米可分から英米不可分へ
独ソ戦と武藤・田中の対立
南部仏印進駐とアメリカの対抗措置
第九章 日米交渉と対米開戦
交渉継続か開戦決意か
東条内閣の成立と日米開戦への道
武藤・田中の世界戦略と戦争指導方針
エピローグ 太平洋戦争―落日の昭和陸軍
あとがき
参考文献