図書目録ヨミガエル ショウワ テンノウ資料番号:000055558

よみがえる昭和天皇

サブタイトル
御製で読み解く87年
編著者名
辺見 じゅん 著/保阪 正康 著
出版者
文藝春秋
出版年月
2012年(平成24年)2月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
238p
ISBN
9784166608454
NDC(分類)
288
請求記号
288/H52
保管場所
開架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに
私たちの昭和
御製で知る昭和の光と影
四句目の調べに注目
 
第一章 若き摂政宮の時代―大正年間
五年間の加藤
摂政宮に就任
歌の変化
「完全なただ一つの物言ひ」
天皇の歌と歌会始
苦悶する貞明皇后の歌
母を恋う天皇
父・対象天皇の崩御と家族
 
第二章 軍部の台頭―昭和初年代
若き天皇の即位と「大善」
張作霖爆死事件
満州事変
戦前の歌をもっと公開すべき
 
第三章 いくさの時代へ―昭和十年代から敗戦まで
「住みよかるらむ」と「夢さますらむ」
天皇機関説排撃と二・二六事件
二・二六事件と秩父宮
「いそしむ民をおもひこそやれ」
私の二・二六事件は終わった
開戦への道のり
脳漁村を詠う
祈りを詠う昭和天皇
本土爆撃と終戦
 
第四章 主権回復への道のり―昭和二十年代
GHQと「ミンシュシュギノコ」
終戦時の感想
戦後の歌の変化
全国巡幸の歌
「未帰還者をおもふ」
湯川博士ノーベル賞受賞
斉藤茂吉に選歌を依頼
占領時代の終結と母宮との別れ
皇太子の英国訪問
秩父宮の死
 
第五章 高度成長と皇太子のご成婚―昭和三十~四十年代
「もはや戦後ではない」
土地ぼめの「あいさつ歌」
忘れめや―遺族の身上を思って
民間出身の皇太子妃
ご成婚そして浩宮誕生
祖父としてのまなざし
被災地を慰める
科学の歌、自然の歌
『万葉集』からの影響
五輪から四十年代へ
還暦の歌、古希の歌
重臣の死
戦後初の欧州訪問
詠めなかった沖縄
 
第六章 大いなる昭和の終焉―昭和五十~六十年代
「世の平らぎをいのる朝々」
浮かび上がる人生観
リンカーンを詠む
天皇家の夕食
天皇としての詠み方
消えゆく共同体
寂寞たる自然
謎の歌がなぜ詠まれたか
在位六十年と靖国問題
高松宮の病と死
体調の異変と手術
沖縄への想い
「音たえてさびしうつりしならむ」
引き継がれるべき伝統とは
 
あとがき(保阪正康)

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