朝鮮戦乱の真実

はしがき
　
第一章　歴史の変造
六月十八日京城発の通信　「一合の戦車も飛行機もない」　歴史の変造はじまる　マーク・ゲインの「ニッポン日記」　アーヴィング・ストーンの「朝鮮戦争秘史」　作られた「秘史」
　
第二章　開戦の真相
不意をつかれた？　「侵入は予想されていた」　京城の反応　「南鮮側の挑発」　ストーンの筋書トリック　「きわめて好都合なアリバイ」
　
第三章　二つの詭辯
北鮮軍の発表　解放か侵略か　「内乱にすぎず」　国際問題としての朝鮮　リトヴィノフの侵略国定議協定
　
第四章　「作戦命令第一号」
二つの北鮮軍文書　六月十八日附偵察命令第一号　六月二十二日附作戦命令第一号　北鮮側の反駁　真実性の証拠
　
第五章　戦乱の勃発まで
極東の真空地点　三十八度線はどうして出来たか　アメリカの統一案とソ連　米ソ合同委員会　果しなき会議　国際連合に移さる　大韓国民国の成立　北鮮人民共和国　米ソ両軍の撤退　国連朝鮮委員会の活動
　
附録　細菌戦宣伝の表裏
まだ「細菌戦はつゞいている」　この戦術は新手ではない　コロラド虫の秘密　コロラド虫の朝鮮版　手品の種は朝鮮の伝染病　国際民主法曹団の報告　アメリカ人捕虜の告白
民主日本協会