対日宣伝ビラが語る太平洋戦争
- サブタイトル
- 編著者名
- 土屋 礼子 著
- 出版者
- 吉川弘文館
- 出版年月
- 2011年(平成23年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- iv,247,18p
- ISBN
- 9784642080644
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/Ts32
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 主要参考文献:p245-247
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 戦時宣伝ビラというマス・メディア
第一章 戦時情報局による対日宣伝ビラ制作の始まり
情報調整局の下での制作開始
初期の戦時情報局
アッツ島とキスカ島の戦闘
投降票としてのビラ
捕虜の写真の掲載
第二章 極東連絡局による対日宣伝ビラ
対日心理戦の最初はオーストラリア
極東連絡局の成立と組織
宣伝ビラの内容
宣伝ビラの評価―捕虜の反応を調べる
極東連絡局によるプロパガンダ活動の特徴と意義
第三章 英国によるインド・ビルマ戦域の対日宣伝
英国指揮下で制作された「軍陣新聞」
アジアにおける英国の宣伝機関―岡繁樹の赴任まで
岡繁樹の赴任の経緯と宣伝戦組織の改編
「軍陣新聞」の発行とその内容
「軍陣画報」とSJシリーズ
対日宣伝ビラの評価と影響
第四章 インド・ビルマ・中国戦域における対日宣伝ビラ
重慶とアッサムにおける戦時情報局と心理戦の始まり
日系二世アメリカ人と日本兵捕虜によるビラ作成
アッサム心理戦班制作のビラ
昆明でのビラ制作
第五章 西南太平洋戦域の対日宣伝ビラ―オーストラリアからフィリピンへ
オーストラリアでの心理戦部創設
心理戦部の組織とビラ作成
ビラの評価
第六章 中央太平洋戦域におけるビラ作成―ホノルルとサイパン
サンフランシスコとホノルルでの活動開始
宣伝ビラの区分と特徴
民間人向けのビラ
第七章 沖縄戦における対日宣伝ビラ
沖縄戦における宣伝ビラの初期計画と準備
戦地作成の宣伝ビラ「Xシリーズ」
新聞形態の宣伝ビラ「琉球週報」
宣伝ビラの効果と評価
日本側のビラと物量的な差
終章 ビラの影響調査と心理戦の戦後
二つの対日心理戦会議
戦時情報局によるビラ評価の情報―外国戦意分析課とビラ情報班
原爆投下とポツダム宣言
心理戦関係部局の再編と占領期のビラ効果調査
宣伝ビラの戦後
あとがき
主要参考文献
関係地図
図版一覧
索引
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