図書センジ シホウ ノ ショソウ000055145

戦時司法の諸相

サブタイトル1~10
翼賛選挙無効判決と司法権の独立
編著者名
矢澤 久純 著/清永 聡 著
出版者
溪水社
出版年月
2011年(平成23年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
x,378p,図版[3]p
ISBN
9784863271487
NDC(分類)
314
請求記号
314/Y67
保管場所
閉架一般
内容注記
文献一覧:pix-x 索引あり
和書
目次

序に代えて 元最高裁判所判事・弁護士(泉徳治)
はしがき
文献一覧
 
【第一部 本論】
はじめに
時代背景
太平洋戦争開始と総選挙
選挙結果
翼賛選挙に対する議会における議員の反応
はじめに
大河内輝耕
水谷長三郎
薩摩雄次と笹川良一
発言の特徴
敗戦後の安藤正純
鹿児島第二区―冨吉栄二とその周辺―
鹿児島第二区の状況
霧島市に残されている史料
他の選挙区の状況と二つの大審院判決
長崎第一区
福島第二区
鹿児島第一区、第三区他
第三民事部の裁判官
はじめに
吉田久
第三民事部の陪席裁判官
鹿児島出張訊問
選挙無効訴訟の進行経過―『斎藤隆夫日記』から―
三訴訟の審理経過
鹿児島第一区と第三区の判決
無効判決
無効判決の検討
吉田の辞職
判決原本の数奇的漂泊
尾崎末吉の訪問
再選挙
再選挙の様子
冨吉は「勝利」したのか
尾崎末吉による追悼演説
戦時司法論―『法律新報』を中心として―
はじめに
前提問題としての『法律新報』の変遷
戦前、戦中期の司法省、裁判所幹部らによる発言から見た裁判所
翼賛選挙と選挙無効訴訟に関する記事
戦争末期の発言から見た裁判所
「戦時司法」の結末―最高裁判所発足と追放を受けなかった裁判所幹部―
司法権の独立論と無効判決の意義
 
【第二部 資料】
資料1 大判昭和二○年三月一日・鹿児島第二区無効判決
資料2 大判昭和一八年一○月二九日・長崎第一区の判決
資料3 大判昭和一八年一○月二九日・福島第二区の判決
資料4 第二一回総選挙結果(全国)
資料5 第二一回総選挙結果(鹿児島第二区)
資料6 五回の総選挙での棄権率(鹿児島県および全国)
資料7 鹿児島第二区再選挙結果
資料解題
 
写真一覧
人名索引