図書カイセン シンワ000054979
開戦神話
サブタイトル1~10
中公文庫 対米通告を遅らせたのは誰か
編著者名
井口 武夫 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2011年(平成23年)7月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
310p
ISBN
9784122055148
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/I24
保管場所
閉架一般
内容注記
「開戦神話 対米通告はなぜ遅れたのか」(2008年7月中央公論社刊)を大幅に増補改訂の上、改題したもの 関係年表:p292-305
和書
目次
はじめに
第一部 日米開戦 アメリカから帰国
―大使館とホテルでの抑留生活、日米交換船による帰国
日米開戦の日のワシントン
共同抑留生活
交換船とポルトガル領ロレンソ・增ケルでの乗り換え
シンガポール(昭南市)への寄港・上陸
第二部 対米英戦への背景
日米の対決はどうして激化したか
日中戦争
日米開戦の動機と目的
日米開戦の原因
日米開戦は不可避だったか
第三部 開戦前夜の交渉
日米国交調整交渉、対日経済制裁、首脳会談流産
東条内閣の成立による日米最終交渉と暫定取極の挫折
ハル・ノート
さまざまな対日陰謀説
第四部 対米最後通告の性格と最終覚書の攻守遅延の釈明
―手交遅延はルーズベルトの天皇宛て親電が惹起
開戦通告か交渉打ち切り通告か
日本政府による開戦決定の秘匿
無通告対英開戦
対米通告発信とアメリカ政府への手交時刻
外務本省から在米大使館へ開戦日の朝到着した電報の謎
最終覚書遅延をなぜ大使館の責任にするのか
ルーズベルト大統領の天皇宛て親電の押収
軍部による最終覚書発信の遅延工作
親電外交の功罪
第五部 責任問題の迷走
対米通告の遅延責任
開戦責任
神話のおわり―今後の課題
おわりに
文庫版あとがき
補足資料
関係年表
解説(入江昭)