図書目録サッカ タチ ノ センソウ資料番号:000054914

作家たちの戦争

サブタイトル
昭和史の大河を往く;第11集
編著者名
保阪 正康 著
出版者
毎日新聞社
出版年月
2011年(平成23年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
297p
ISBN
9784620320656
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H91/11
保管場所
開架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

山田風太郎の『戦中派不戦日記』を読む
「戦争にまけると、ああなる」―山田風太郎と中国兵捕虜
八月十日の終戦―山田風太郎の心のなかの戦い
「十五日(水) 炎天 ○帝国ツイニ敵ニ屈ス。」
山田風太郎が終生感じた日本人へのもどかしさ
永井荷風の『断腸亭日乗』を読む
荷風が覚悟を決めた昭和十六年六月十五日
「アメリカと戦争するなんて莫迦ですよ」
戦時下、荷風が上野駅地下で見かけた男女
八月十五日、疎開先で知る「日米戦争突然停止」
大佛二郎が終戦直後に書いた「英霊に詫びる」
大佛の特攻への共感と荷風、志賀直哉への嫌悪感
「正直に生きていることに悔はない」
東久邇内閣の「内閣参与」として
大岡昇平のフィリピンでの戦場経験
大岡昇平が『俘虜記』で伝えたかったこと
『野火』から伝わる昭和陸軍の狂気
『レイテ戦記』執筆に至る公刊戦史の嘘への怒り
書いたのではなく、亡き戦友たちに書かされた大岡昇平
丹羽文雄が目撃した『海戦』の生と死
高見順が向きあった昭和二十年八月十七日の島木健作の死
清沢洌の怒り―「こんな戦争をやるのは誰だ」
徳富蘇峰が「自ら吾が愚に驚」いた八月十五日
伊藤整が感じた十二月八日の奇妙な静けさ
『戦艦大和の最後』―著者・吉田満の戦後
あとがきに代えて―残酷な踏み絵を作家に迫った時代

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