図書オモイ ワ ハルカ000054900

想いは遙か

サブタイトル1~10
私の戦中・戦後
編著者名
大谷 幸夫 著
出版者
[大谷幸夫]
出版年月
1982年(昭和57年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
iv,455p,図版[2]枚
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/O84
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり 年譜:p442-451
和書
目次

十二月八日
八日市の頃
瓦屋寺
俄か坊主
八日市中学校
中学のとき
入学試験
慶応に入学した頃
徴兵検査
松崎教官
予科時代
大学時代
二・二六事件
就職
卒業
羊毛係
シンガポール行きの準備
あわや教育召集で
鹿島丸で鹿島立ち
ロビンソン路
酒で気持をほぐす
一ヵ月余りのバンコク旅行
贅沢の味
脂の乗った時期
交友録
任務完了、もって瞑すべし
パーカーさんのお蔭
所得税の申告
資金凍結と財産保善
戦前シンガポール
引揚者を見送って
 昭和十六年十二月八日
 
捕虜第一号
捕虜第一号
ポートスエッテンハム捕虜収容所
衣食足りずば礼節なし
食うことだけが楽しみの抑留生活
ありがたかった布団
身上調査
事態切迫する
シンガポールに舞いもどる
絶望の淵へ
チャンギ―刑務所
マンデー(沐浴)
最高だった刑務所の飯
昭和十七年元旦
マレー上陸作戦
開戦からシンガポール陥落まで
脱出行
またしても布団のお蔭
印度への船旅
洋上での瞑想
カルカッタに上陸す
飲まず食わずの四日間
布団を背負って地獄の門へ
プラナキラのキャンプ入り
鳶に油揚ならぬ飯
プラナキラでの生活
玉葱だ!
婦女子来る
貧しい食物で太る
キャンテーン
荒っぽい風土のもとで
悪疫流行する
プラナキラの月を眺めて
大和魂とは
瑞鳥来たる
捕虜交換名簿発表さる
解放さる
自由を謳歌す
シチー・オブ・パリスに乗船
自殺者が出る
熱病に罹る
ローレンソ・マルケスで楽しむ
龍田丸に乗船
昭南入港
心の迷い
日本上陸
 
流転の生活
帰国
私の南方進出計画
結婚
顔が役に立つ
雁巣から昭南へ
新生昭南市の荒廃ぶり
私の心構え
パイヤレバーのわがパンガロー
いやな思いで
遊び疲れる
スマトラへ
ブキチンギに着く
桃源郷
軍政監部の許可降りる
赤いリンカンに乗って
メダンへ向う
長官の許可を待つ
万時OK、だが不安
各地の農園巡り
夢とロマンを追って
三浦屋
ブラスタキー
お酒の話
車の旅
再びスマトラへ行く
ムアロでの原始的生活
ムアロの住い
軍御用達
三途の川
野生の王国
ああ人間、鋤川部体調
辻寧遠さんとの再会
再び昭南を出てバカンシへ
刀の夜泣き
螢の海
レプラの町
アピアピでの生活
大阪商人
アピアピ長官殿
校長先生
怪しい人たち
欲のない男
海難に遭う
横柄な憲兵たち
バカンシから遁走
再び昭南にきて
昭南の末期
命がけの脱出
 
八月十五日
決死の飛行
二十年五月のサイゴン
軍事訓練
空襲
寺内元帥
穴の中の将軍
歩こう日本まで
さあ出発
逃避行
ツーランで豪遊する
間一髪で命拾い
ユエで
終戦を迎える
 
わが戦後
命がけの脱出
さようならユエ
不可解な群衆の蜂起
一ヵ月間の危険な旅
戦火のサイゴン
梅毒の疑い
強盗
ショロン
十一月十七日
サイゴンのキャンプ
炊事当番
お札を燃やす
六さんのフラメンコ
井戸を掘る
ああ、元旦
引揚げ準備
サイゴン埠頭で
乗船
さらば、サンジャック
引揚者
南瓜の汁
国破れて山河あり
帰郷
明子の許へ
焼野原の東京
最初のつまずき
自立の苦しさ
生きんがために
父死す
父親となる
東亜実業株式会社で失敗
ブキンチギの芸者たち
文なし旅
俄か商人
幸せは家にあり
大起物産株式会社の設立
わが家
妻開業
師友、先輩たち
家族
結び
 
私の歩み
私の家系図
あとがき