図書目録ニホン ノ レキシ資料番号:000054854

日本の歴史 12

サブタイトル
中世武士団
編著者名
石井 進 著
出版者
小学館
出版年月
1974年(昭和49年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
390p
ISBN
4096210129
NDC(分類)
210.1
請求記号
210.1/N71/12
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
折込図1枚 索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

中世武士団の性格と特色―はじめに―
「乞食大将」後藤又兵衛 
中世武将の典型、宇都宮鎮房 
鎮房と又兵衛 
本巻の課題 
鎌倉武士の特質(一)河村義秀のばあい 
鎌倉武士の特質(二)渋谷国重のばあい 
西洋人がみた「殿の家」 
本巻の構成
 
曾我物語の世界
事件の発端
日本の三大敵討 
盲御前の文学 
鎌倉末期の成立 
物語の発端 
工藤家の由来 
祐親と祐経 
所領相論の発生
曾我の里
一万と箱王 
曾我の里をたずねて 
古社寺のありか 
山彦山の峠道
曾我兄弟と東国の武士団
頼朝の前半生 
伊東家の没落 
工藤祐経の人物 
曾我祐信の立場 
箱王の元服 
北条時政と曾我兄弟 
兄弟をめぐる東国武士たち 
親族間係の役割
富士の巻狩
敵討へのいでたち 
母との別れ 
箱根ごえ 
富士の裾野の狩 
頼家、鹿を射る 
その意義 
老武者、山の神に会う 
巻狩の情景
大望成就と曾我物語の成立
敵討への成功 
五郎と頼朝の問答 
敵討の後日譚 
曾我物語の語り手たち 
御霊の鎮魂者 
歌比丘尼の物語
敵討の背後にあるもの
曾我兄弟と北条時政の陰謀 
曾我物語の背景―北条氏得宗政治
 
敵討とその周辺
敵討の系譜
血の復讐と刑罰と 
敵討などは昔のはなし 
敵討と法然上人 
私闘の世界 
「ぼろぼろ」の敵討 
天道、みなゆるしたまう 
人妻を犯した蛇の話 
夫婦交換の話 
妻敵討の基盤
中世法の考えかた
訴人なければ裁判なし 
弾劾主義と当事者主義 
イエの独立性 
「下手人」の引きわたし 
罪人を下人にする 
「降参半分の法」 
重代相伝の名字の地 
武士のイエ支配権の図式化
 
「兵」の館をたずねて
余五将軍平維持茂と平将門
「兵」と「中世武士団」 
通税への疑問 
荒野の決闘 
平維茂の武勇譚 
筑波山のふもとで 
史跡をたずねて 
「水守の営所」の主
貴族のみた「兵」
都から姫をつれ去った男 
五位の位を買いとった男 
「兵」たちの館 
「芋粥」の物語 
土豪の往復書簡 
国司と豪族の問答 
里倉負名
「兵」たちの本拠地
「?馬の党」と豪族 
武士団と牧場の跡をたずねて 
有氏神社と阿久原の牧 
有氏神社と阿久原の牧 
神南備種末の館 
豪族の館の理想像 
「兵」と「下人」
 
「兵」から鎌倉騎士団へ
史料としての系図
系図と名のり 
ある武士の置文 
児玉党の歴史と絵巻 
頼朝伝説 
系図の史料批判 
源氏物語の描がれた「兵」の像 
主従関係から親子関係へ
蔟生する常陸兵士の分流
平維幹の子孫たち 
常陸平氏の系図から 
中世的な郡と郷 
新たな群・郷と開発領主
真壁氏と長岡氏
真壁氏の発生 
長岡氏の館 
堀の内と水田の開発 
「かたあらし」の開発
常陸平氏の本宗―大掾家と国衛
常陸大掾の家 
国府をたずねて 
中世の国衛の実態 
供僧も在庁のうち 
多気義幹の滅亡
常陸平氏の末裔
「夜刀の神」の舞台 
鳥名本家の館と歴史 
鳥名木の丘に立って
 
板碑は語る
史料としての板碑
小代の板碑 
板碑の背景 
小代の仏師 
最古の板碑 
板碑の起源
板碑が語る、加治氏の歴史
加治氏の歴史 
中山館の周辺 
御内人となるまで 
禅宗への傾斜 
元弘の板碑
 
武士団とは何か
武士身分とは
鎌倉時代の武士身分 
平安後期の武士身分 
武士と国衛 
内裏の大番 
国侍の狩 
武士身分の成立と国衛 
武士と職人・馬
地方の軍事制度と武士団
平忠常が降伏した話 
国司軍と地方豪族軍 
「組みこみ」から「乗っ取り」へ 
武家の棟梁の役割 
武士団とは何か 
二つの見かたの谷間で
 
小早川の流れ(一)―鎌倉幕府の歩み
土肥氏三代
小早川氏の遠祖 
土肥実平の人物 
土肥家の新世代 
和田合戦のなかで
小早川氏の本拠地―沼田荘
瀬戸内の大荘園 
今川了俊のみた沼田荘 
沼田川にそって 
楽音寺の縁起 
ほろぴたものの歴史 
土肥から小早川へ 
沼田荘の検地目録 
分割相続と惣領制 
茂平の時代 
都鳥を飼う武士 
京の土倉の買い手
沼田荘を歩いて
高山城と小早川氏の居館 
谷田から平坦地へ 
梨子羽郷の調査 
地頭の門出と泉 
「名」の実態 
東禅寺の仏像と名主 
名主の譲状 
「塩入荒野」の開拓 
念仏堂から米山寺へ 
沼田市の栄え 
市場の跡をさぐる 
市と祇園社
 
小早川の流れ(二)―南北朝・室町時代の武士団
竹原小早川家の成立
中世武士団の女性 
北条氏による没収 
鎌倉幕府への反抗 
竹原家の譲状 
大きな変化 
沼田惣領家の「お家騒動」とその結末
春平・則平の時代 
仏通寺 
将軍への接近と海外貿易 
室町のお家騒動 
惣領職の出現 
一族の一揆 
からかさ連判 
その後の持平
木村城と二つの高山城
竹原家の発展 
木村城をたずねて 
都宇竹原荘をみる 
竹原家の家臣たち 
弘景の課題 
応仁・文明の戦乱 
二つの高山城 
新高山城の特長
 
埋もれていた戦国の城下町―朝倉氏の一乗谷
戦国を生きる者の心がまえ
一戦国武士の語録―『宗滴語記』 
武士は勝つことが第一 
武者奉行の心がけ 
宗滴の自負と卑屈と 
景豊・元景の乱 
『宗滴語記』の背景にあるもの
朝倉家の家法―「敏景十七か条」
「朝倉敏景十七か条」 
武士の「鉢植え」令 
「敏景十七か条」への疑問 
宗滴と「敏景十七か条」 
一乗谷をさぐる
一乗谷の謎 
一乗谷の城戸の内 
山城をさぐる 
一乗谷の地理的条件
二つの山城
戦国村を掘る
一乗谷「戦国村」をみる 
戦国の庭園の跡 
掘りだされた戦国村 
朝倉館をみる 
本館とその周囲 
出土した中世の木簡 
城戸ノ内の都市計画? 
大改造の時期は 
武士の「鉢植え」化への「根回し」
 
失われたもの、発見されるもの―おわりに―
『乞食大将』の材料 
宇都宮鎮房の実像 
のこされていた問題点 
新たな妻敵討 
喧嘩両成敗の法と敵討 
中世から近世へ 
イエ支配権の否定の意味
 
口絵
索引
巻末地図 中世の沼田荘・竹原荘関係図、 一乗谷―朝倉氏の城下町と城跡

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