日本の歴史 6
- サブタイトル
- 摂関時代
- 編著者名
- 坂本 賞三 著
- 出版者
- 小学館
- 出版年月
- 1974年(昭和49年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 390p
- ISBN
- 4096210064
- NDC(分類)
- 210.1
- 請求記号
- 210.1/N71/6
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 折込図1枚 年表あり 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
栄華と荒廃ーはじめにー
栄華と荒廃というイメージ
一〇世紀以降の国家
国風文化の興隆
海外の情勢
ゆきづまった律令制
「国司は法を守っていては政治ができない」
菅原道真の上奏
三善清行の 「意見封事」
なぜこのような進言がなされたか
女性の多い戸籍
一〇世紀の戸籍
課役を免れようとするうごき
富豪の輩
「土人」 と 「浪人」 とを区別せずに賦課する
富豪の輩
富豪の輩の歴史的な役割
国司と中央政府の対立
危険に直面する国司
国司の対応措置と順法闘争
諸国の財源の輩を割きろうとする中央政府
元慶官出
寛平の治
阿衡の粉議
宇多天皇の即位
「関白」 の称のはじめ
阿衡 の粉議
菅原道真の栄進と“寛平”の冶
時平と道真
学者文人の家菅原家
道真讃岐守となる
宇多天皇による抜擢
遺唐使の廃止
道真の国政方針
“寛平の冶”
宇多天皇の譲位と菅原道真の左遷
宇多天皇の譲位
道真太宰権師におとされる
観世音寺の鐘の音
延喜の冶
藤原時平の国政
政界を主導した時平
延喜荘園整理令
最後の班田収授
宇多法皇と藤原忠平
忠平の登場
宇多法皇の国政関与
忠平ははたして国政を怠っていたのか
国政上の政策転換
忠平の国政
菅原道真の怨霊
清諒殿に落雷
道真の怨霊のたたり
北野神社
御霊信仰
大陸情勢と対外政策
唐・新羅・渤海の滅亡
大宰府における外国貿易
外国商船来航制限と日本人の海外渡航禁止
人から 「名」 へ
王朝国家体制
新たな支配方式の出現
王朝国家体制
固定された公田
公田の意味
公田の固定性
「名」 のしくみ
「名」 の形成についての研究史
現在までのこっている 「名」
一〇世紀からの微税体系と「名」
「名」 のしくみと賦課のしかた
国内の微税を請け負った国司
国司の権限となった検田権
不堪佃田解文
国司と中央政府との関係
国風文化の興隆と王朝国家
さまざまな面にあらわれてきた国風的なもの
古今和歌集における漢詩文の影響
政治のうごきとの対比
国風文化にみられる庶民的性格
承平・天慶の乱
平将門の乱
平将門の書状
平将門一族の性格と当時の東国の情勢
乱の発端
乱の展開と終結
藤原純友の乱
藤原純友と日振島
海賊の活動
純友の乱
承平・天慶の乱の歴史的意義
乱の歴史的意義
乱にみられた軍事力の性格
志多良神の入京と空也
志多良神が京へ向かう
志多良神入京の背景
市聖とよばれた空也
摂関常置の時代
安和の変
実頼関白となる
揚名関白と白嘲した実頼
安和の変
陰謀の犠牲となった源高明
密告者源満仲のねらい
摂関を争う暗闘
摂関は師輔の系へ
兄弟間の摂関争い
関白頼忠と円融・花山朝
花山天皇の出家と摂政兼家
中関白道隆と七日関白道兼
内覧宣旨は道長へ
“摂関政治” ということ
拡大解釈されていた 「摂関政治」 ・「摂関時代」 という用語
従来の摂関政治概念に対する批判
摂関政治と国家体制
摂関制と藤原氏
日宋関係と入宋僧
宋の建国と宋商人の来航
入宋僧
道長の極盛とその背景
この世はわが世
彰子の入内
彰子の立后
三条天皇と道長の対立
摂政を一年余で辞した道長
この世はわが世と誇った道長の極盛
刀伊の来襲
来襲の経過
中央の公卿たちの態度
長岑諸近の行動とその報告
道長の造営工事と国司
土御門邸の再建工事
法成寺の造営
造営工事を分担する国司たち
道長と荘園
「天下の地悉く一の家の領となる」
初期荘園と中世の荘園
官省符荘と輪祖荘園
道長は荘園をどのようにみていたか
国家からの給付と荘園領有
道長と浄土教
道長の死
道長の信仰
浄土教の発達と源信の 『往生要集』
平忠常の乱
乱の経過
忠常はなぜ戦わずに降伏したのか
忠常の乱による荒廃
富める受領と、郡司百姓の上訴
尾張国解文
尾張国解文が注目される理由
法にはずれた過重な収奪
国司としての職務を怠る
尾張国解文の結果
国司が財を成した理由
富裕な国司
請負額を減らそうとする国司
国司はとりたいだけ収奪することができる
郡司百姓の上訴
国司支配に対する抵抗
郡司百姓の上訴
郡司百姓の上訴の意義
公卿の国政観
諸国の実情を知らない公卿たち
国司をかばうようになった道長
ゆきづまりを悟った公卿たち
寛徳荘園整理令
地方行政制度の改編
郡・郷とならぶ保・別符
「名」 支配に対する抵抗と新開拓地
「別名」の公認と郡郷制の改編
寛徳荘園整理令
寛徳荘園整理令の内容とその前史
寛徳荘園整理令の意義
徴税体系の改編
国内官物率法の制定
新徴税体系の成立と律令制収取名称の消滅
一国平均役
中世所領のはじまり
在地領主の基盤としての所領
武士の源流と王朝国家の軍事制度
武士は自衛のために武装していたのか
尊仁親王の立太子
尊仁親王の立太子と頼通
頼通に対する後代の評価
末法の世がくる
絶望と懐古
末法の時代に入る
延喜・天暦聖代観
百王思想
平等院鳳凰堂
宇治の平等院
極楽浄土の現出
本尊阿弥如来像と扉絵
前九年・後三年の役
前九年の役のはじまり
戦いに火をつけた頼義のたくらみ
安倍氏の滅亡
清原氏の嫡宗専制化と後三年の役のはじまり
清衡と家衡との抗争
大武士団形成へのきざし
中世の曙光
口絵
年表
索引
巻末(引き出し) 荘園の分布図 天皇の系図 藤原氏の系図
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