ノロ高地独断撤退
- サブタイトル
- 無名戦士の記録シリーズ ノモンハンの秘録
- 編著者名
- 谷口 勝久 著
- 出版者
- 旺史社
- 出版年月
- 1986年(昭和61年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 338p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ta87
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
一 長谷部支隊ノロ高地へ出撃
第八国境守備隊
ホロンバイル・ハイラル
ノロ高地到着
ノロ高地周辺の地勢
二 長谷部支隊、ソ連軍と交戦
敵の歓迎攻撃
意外に理詰めな敵の重点形成
鈴木中隊、砂山突入
日中四十度の炎熱
梶川大隊第六中隊の夜襲
三 ソ連軍の大規模攻勢始まる
快晴のXデー
敵機百五十、戦車五百
射ち込まれた砲弾五千発
大攻勢
知らぬは関東軍ばかり
田村小隊の斬り込み
宮崎大隊の肉薄攻撃
弾薬尽きた梶川大隊
敵四十五ミリ砲の威力
梶川大隊陣地に赤旗
「最後ノ一兵マデ陣地ヲ死守セントス」
四時間遅れた後退命令
長谷部支隊命令
第一大隊命令
四 杉谷大隊長、撤退を決意す
消えた友軍
友軍残兵現る
杉谷大隊長独断撤退を覚悟
鍋底陣地の激闘
最後の目標は北斗星
黒雲月をおおう
L字谷の激闘
鬼神加藤上等兵
奇蹟の逆オメガ型撤退
敵戦車は知っていた
撤退成功へ司令官の叱責
杉谷支隊撤退成功の検討
撤退途中の三大難関
杉谷隊長自身の述べる独特の戦闘法
五 梶川大隊の死闘
剣豪ぞろいの将校たち
両岸作戦での活躍
日の丸高地
豪雨をついての夜襲
杉谷、梶川両大隊協同の逆襲
六 独断撤退は責められるか
三つの何故? 傷心の支隊長
目的地は敵が占領
夢中で渡るホルステン河
高島少尉の証言
撤退行の教訓
独断撤退を責めるべきか
長谷部支隊の場合
火力の総合力は百対一
長谷部支隊陣地の状態
七十一連隊の俠援
七 無能、専断の日本軍上級指導官
ジューコフも讃えた日本軍の第一線
上級指揮官の無能、専断、無責任
「一個師団くらい、いいじゃないか」
ノモンハン事件は北辺の些事
ノモンハン事件の注目点
タムスク空襲
両岸作戦
朝攻撃夕方撤退
生涯で一番苦戦したのはノモンハン
八 「無責任」の統帥
稲田作戦課長の回想
寺田高級参謀の回想
戦闘中止命令
師団反攻の挫折、見放された第二十三師団
ソ連のもう一つの目的
ノモンハン事件に終止符を打った独ソ不可侵条約締結
上級幹部の処分
独断撤退は統帥に違反せず
前線幹部に死の処分
九 ソ連からみたノモンハン事件
ニガヨモギの甘い香り(プラウダ)
第二次大戦の教訓(イズベスチァ)
ハルヒン・ゴールでの勝利(国際生活)
杉谷良夫中佐『陣中覚書』―抜粋
ノモンハン事件に関する各種研究報告書―抜粋
ノモンハン事件ニ関スル観察
作戦用兵上ヨリ見タル「ノモンハン」事件ノ教訓
唯物主義ソ軍ノ観察ニ就テ
「ノモンハン」事件研究報告
ノモンハン事件ノ若干ノ考察
「ノモンハン」事件に関する所見
ノモンハン事件に関する小沼メモ
あとがき
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