図書カタリ000054569

語り 1

サブタイトル1~10
山口のヒロシマ
編著者名
山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」 編
出版者
山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」
出版年月
1980年(昭和55年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
168p,図版[38]p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Y24/1
保管場所
閉架一般
内容注記
折込図1枚 ”山口のヒロシマ”その歩み・メモ:p138-164
和書
目次

発刊のことば
 
わが子を二人失って(志賀力松さん)
一枚の写真
その時、私は
立ち止まって焼ける
私の家は
私の生い立ち
子供たちの死
続く腸出血
家内のおかげ
徳地町被爆者の会
 
私は、原子野を横切った(福井脩治さん)
下松での体験
広島での体験
地獄を見た
哀れ米兵
岩国での体験
ひそひそ話
教育熱心だった父
手足のふるえ
手帳をもらう
 
われ、なお生きてあり(立松章さん)
もう、しようがないね
小学生二人とともに
向こうの空が真っ赤
民間人は似島へ
戦争は負ける
実家に帰り、発病
手広くやっていた商売
国民皆兵の実践
共に働いた妻は死に
血を売る日々
被爆者救援運動へ
続く貧血
 
病苦に耐えて(宮原貞治さん)
広島県庁へ就職
運が良かったんじゃのー
女子学生が四十人くらい
消えていた県庁
少しでも手伝おう
即日帰郷
戦争はもうダメじゃ
入退院を繰り返す
かさむ医療費
平和運動にかかわる
援護法の制定を
 
あの子が毒素を吸ってくれた(田部君子さん)
石を積んではお参りを
生後三日目に長男死ぬ
「ブブちょうだい」
母は生きていた
「別れ船」で送る
イモまんじゅうを売り歩く
二十一歳で結婚
長女をとられ、離婚
死ねなかった私
田部さんと知り合う
体がはれて倒れる
生まれる子に生死を託して
子供にかける
 
〝山口のヒロシマ〟を語る(金子弥吉さん)
あの日、あの時を偲びつつ
被爆体験を語り継ごう
太陽が落ちた
ズンズラ坊頭
垂れる皮膚
汽車が止まっている
マッカーサーが持って行った耳
ジャガイモ特効薬
玉音もくそもあるか
何の因果で
神官学校を出て
議員に立候補
なっちょらん対策
人が幸せになるのなら
 
〝山口のヒロシマ〟-その歩み・メモ
編集後記